古くから日本人に親しまれている緑茶ですが、最近では熱いお茶だけではなく「水出し」で楽しまれる方も多いようです。
緑茶を水道水で手軽に水出しすることはできるのでしょうか?また水出し緑茶は危険と言う事も聞いた事があります。水出しを行う際の、方法やコツをご紹介します。
お湯で沸かせない、水出しの緑茶とは?
日本のお茶といえば、真っ先に「緑茶」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
古くから人々に親しまれている緑茶は、その独特の渋みや深い味わいが特徴的です。食事だけでなく和菓子などにも合うことから、様々な場面で口にすることがあるかもしれませんね。
また、緑茶といえば熱湯で沸かした熱々のものを想像しがちですが、最近では「水出し」によっていれた冷たい緑茶もはやっているのです。
暑い時期にも無理なく飲むことができ、さっぱりとした味わいから人気となっています。
作り方も簡単で、茶葉に水を注いで数時間置いておくだけ。
これだけで、ご家庭でも簡単に水出し緑茶が作れてしまうのです。
水出し緑茶は危険?「水道水」でいれるにはどうしたら良いのか?
緑茶の茶葉と水さえあれば、手軽に作れてしまう水出し緑茶ですが多くの方は「ミネラルウォーター」を利用されるかもしれません。
しかし、もっと手軽に「水道水」を利用して作ることはできないのでしょうか?
どうしても水道水の場合は、ミネラルウォーターに比べて味が劣ってしまうと思われがちですが、実はこれは水道水の「使い方」にポイントがあったのです。
まず、そのままの水道水を使うのではなく以下のような状態の水道水を用意しましょう。
・浄水器を通したもの
・備長炭や竹炭を浸けたもの
・一度沸騰させて冷ましたもの
水道水にはどうしてもカルキや塩素が含まれているので、これらを除去することでよりクリアな味わいの水出し緑茶を作ることができるのです。
一手間はかかりますが、これをするとしないとでは、緑茶の味に大きな違いがでてきます。
水出し緑茶は危険?水道水にも新鮮さが重要
水道水の中にある成分を浄化するのもポイントの一つですが、実は水道水自体の「鮮度」にも注意すべき点があったのです。
水道水なのに「鮮度」なんてものが関係あるのか、と不思議に思われるかもしれませんね。
実は、水道水を汲み置きするなどして長い間放置しておくと、水道水に入っている「二酸化炭素」がとんでしまいます。
この二酸化炭素が抜けてしまうと、本来の水の味が損なわれてしまい、結果として水出し緑茶を作った際にも水の旨味が消え去ってしまうんです。
また、蛇口からくむときも「鮮度」を保つ秘訣があったのです。実は、朝一番に蛇口から汲んだ水道水は、前日から溜まっていた水になります。このため、緑茶に限らず水を利用する飲み物にはおすすめできないのです。
もし朝に水出し緑茶を作りたい場合は、数秒間思い切り蛇口を開いてからにしましょう。
こうすることで古い水を排出し、新鮮な水を利用することができます。
水道水にも新鮮さがあるなんて、なんだかちょっと意外な事実ですよね!
水出し緑茶は危険?水道水で作る際の注意点とは? まとめ
水道水というとどうしても、鮮度や栄養面でミネラルウォーターに劣るように思えますが、しっかりと使い方を工夫することで水出し緑茶にも十分利用できるのです。
水出し緑茶は味わい深いだけでなく、緑茶としての あついものに比べて栄養素も豊富でまさに良いことづくめ。
カフェインもほとんどないことから、どなたにも安心して飲むことができるお茶になるのです。
今回ご紹介したポイントをしっかりと抑え、ぜひご家庭でも水道水を利用した水出し緑茶を楽しんでみてください!
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