暑い日や疲れた時に飲む炭酸水は、
喉を潤し刺激を与えてくれることで、
キリッとした気分になれます。
ところが、この炭酸水を飲むことで、
骨が溶けるという話をご存知でしたでしょうか。
いったいなぜ、炭酸水を飲むと
骨が溶けてしまうのでしょう？
健康にも良い炭酸水
現在、巷には様々な「炭酸飲料」が
販売されており、味の種類も多種多様です。
なかには無糖のものも販売されており、
喉を潤すだけでなく、炭酸による刺激が
なんとも心地良いですよね。
以前まではお酒を割るために炭酸水が
使われることが多かったのですが、最近では
ミネラルウォーターと同様に、炭酸水単体でも
飲まれることが多くなってきました。
喉の渇きを潤すだけでなく、炭酸水は
健康にも良いことが分かっています。
飲むことで疲労回復の効果があったり、
便秘改善によって美容効果も見込めるなど
体にとって良い効果がたくさんあるのです。
しかし、その一方で炭酸水を飲むと
骨が溶けてしまう、という話を
お聞きしたことがあるかもしれません。
健康に良いはずの炭酸水を飲むことで、
どうして骨が溶けてしまうのでしょうか？
気になるそのメカニズムについて
ご紹介します！
炭酸水で骨が溶けてしまう理由とは？
健康・美容効果を持っていながら、
同時に骨を溶かしてしまうなんて、
なんだか「健康」とはかけ離れているように
思えますよね。
ところが、この「骨が溶ける」という現象は
実際に炭酸水を飲むことで引き起こされているのです。
ただし、注意すべきなのが、
「無果汁加糖炭酸飲料」を飲むことで骨が溶ける、
ということです。
炭酸水といっても、ミネラルウォーターに
ガスを含んだ「無糖」のものと、
果実などの甘さを表現した「無果汁加糖」の
ものがあるのです。
「無果汁加糖」のものは
その甘さから人気が高いですが、
その中に含まれている「リン」が骨の
「カルシウム」と結びつくことで、
体外へと排出されてしまうのです。
このことから、飲めば飲むほど
骨が溶けていってしまう、というわけです。
無糖の場合はこういった問題はないのですが、
いつしか糖のあるなしに関わらず、
「炭酸水」という言葉で一括りにされたことで、
「骨が溶ける」という話が広がっていったようですね。
炭酸水の飲み過ぎには注意を！
甘みが強い「炭酸飲料」によって
骨が溶けるということが分かりましたが、
それ以外にも炭酸水全般に注意すべき点が
あります。
やはり、通常のミネラルウォーターとは異なり、
炭酸が含まれている分、体内にある程度の
刺激をもたらします。
このため、胃が弱い方が大量に摂取すると、
胃を痛めてしまう可能性が大きいのです。
また、中には喉や舌がヒリヒリする
という症状が出る方もおられるようですね。
これは、舌や喉が炭酸に過剰に反応することで
痛みを伴い、危険信号を発しているのです。
無糖の炭酸水は確かに健康・美容の面で
非常に効果的な飲料なのですが、かといえ
大量に摂取してしまうと逆効果になり兼ねません。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざが
ありますが、何事もやりすぎは良くありません。
まずはご自身の体に炭酸水が合うのかどうか、
そして適量を守って摂取することが
大事になってくるのです。
炭酸水で骨が溶ける理由とは？ まとめ
やはり甘い飲み物の方が美味しいと感じやすいのですが、
その分、糖分も多く含まれており、
これが結果として体に悪影響を与えているようです。
ドリンクだから、とついつい飲み過ぎてしまうと、
知らず知らずのうちに体内の骨が溶けていき、
弱くなってしまっているかもしれません。
無糖の炭酸水は骨が溶ける心配もなく、
きちんと量を守れば、健康や美容に高い効果が
期待できます。
ご自身の体に合った炭酸水を選び、
日々の生活の中に役立ててみてはいかがでしょう。
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