関西から始まったとされている恵方巻きですが、今や日本全国に広がった風習となっていますよね。節分が近づくと、どこのスーパーにも特設コーナーができ賑わいを見せています。
節分は豆まきして鬼を追い払うだけでいい、恵方巻きの風習なんてばかばかしいと思っている方も多いですが、一度やったらハマってしまうのも恵方巻きの魅力なのです!
2019年の方角と食べ方を知ろう
2019年の節分は、2月3日(日)。そう、家族で思い切り節分を楽しめる日曜日なのです。豆まきは家族そろってやる風習ですので、日曜日は打ってつけですよね。
そして、2019年の恵方は東北東。え、どっち?と思いますよね。家にコンパスがあるお宅はいいですが、そうどこの家にもあるわけではないですね。iphoneをお使いの方なら、便利なのがコンパスのアプリ。正確な東北東を調べることが出来ます。
iphoneの「便利ツール」に入っているので確認してみましょう。今まで使ったことが無かった人にとっては、最大の出番かもしれませんよね。
恵方巻きの由来をチェック
関西(大阪)発祥ということは知られていても、由来については詳しく知らない人の方が多いですよね。
元々は大阪・花街の風習で、花街を賑わす芸子さんや商人たちが商売繁盛を願い芸遊びのひとつとしてやっていたもの。
「恵方巻き」という名称になったのは1989年コンビニで売り出す際につけられ、それまでは「太巻き寿司」「丸かぶり寿司」と呼ばれていました。確かに、普段売られている太巻き寿司も、節分近くなると「恵方巻き」と名称が変わって売られているのを見ますよね。
しかし、恵方巻きには恵方巻きのルールがあるのです。
恵方巻きはただの太巻き寿司ではなかった!
恵方巻きの具材は7種類入っているのが基本的な習わしです。7種類の「7」は七福神からきていて、7つの具材を体内に入れることで縁起を担いでいるのです。
この神様はこの具材・・・という決まりはなく、ご家庭の味やお店ごとの味があるのも広がりを見せることになった要因ではないでしょうか。
そして、恵方巻きを食べる時の決まり事として、切らずに1本を丸かじりするわけですが、これにもちゃんとした理由があります。「切る」は「縁を切る」に繋がっているため、縁起を担いでガブッと一気に食べるわけです。
普段縁起担ぎを気にしていない人も「縁起が悪い」とされていることをわざわざやろうとは思わないものです。特に日本人は縁起担ぎを重んじる傾向にあるので、こういった日本独特の風習は無くなることがなく、時代に合わせたアレンジを効かせながら伝わっていくのですね。
おすすめの具材 定番から変わり種まで!
今年は恵方巻きを手作りしよう!そうなったとき、具材選びから迷いますよね。そこで定番とされている具材がこちらです。
「かんぴょう」「きゅうり」「しいたけ(煮)」「伊達巻」「桜でんぶ」「ウナギ又はアナゴ」「高野豆腐」
一般的に好き嫌いの少ない食材が主ですよね。
変わり種のおすすめはこちら!2019年はいつもと違う味に挑戦してみませんか?
*きんぴらごぼう・きゅうり・ひき肉・きぬさや・カイワレ大根・卵焼き・たくあん
*卵焼き・しそ・きゅうり・かまぼこ・納豆・かにかま・ごま
ご家族の好きな食材をメインにしてみたり、毎年違う恵方巻きを恒例行事にしてみませんか?「今年は何入れるの?」と、家族の会話も増えそうですね。
恵方巻きの風習はばかばかしい?やればハマること間違いなし! まとめ
これまで恵方巻きの習慣なんてばかばかしいと思ってやっていなかった人も、由来を知ることで興味が湧いてきませんか?
恵方巻きは、子供でも手伝える料理。きっとより美味しい恵方巻きが完成するのでは?!我が家の楽しみを、ひとつ増やしてみませんか?
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