お正月は、子どもにとっても、大人にとっても楽しみなものですよね。美味しいおせちやお雑煮、年越し蕎麦、お年玉、そして初詣や縁日の屋台などがあり、賑やかな日々を過ごせます。
お正月特番などもあり、自宅でゆっくりする人もいれば、初売りバーゲンセールに赴く人もいるでしょう。
お正月には飾り物をしますが、一体いつに外せばいいのでしょうか。今回はこちらに関してご説明したいと思います。
正月飾りにはどんなものがあるの?
お正月に飾る正月飾りは、いろいろなものがあります。その大半は、元旦の前日である大晦日の日に飾られます。
門松や松飾り、しめ縄などがよく見られると思いますが、今ではあまり門松を出す家庭は少なくなっているのではないでしょうか。
日本のお正月の正月飾りは、実はかつて日本が統治していた台湾などでも飾られていました。当時、日本語教育を受けた方の中には、今でも日本のお正月を祝うために、門松などを飾るそうです。
その他には、羽子板、破魔弓、掛け軸や生け花などがあります。
また、鏡餅などもありますし、色々と飾るものがあるので、買い出しが大変ですが、近年ではスーパーマーケットやホームセンターで揃えることができます。
正月飾りの由来などはどんなもの?
門松は最近はあまり見かけませんが、伝統を重んじる家庭では、飾るとことも多いのではないでしょうか?門松を飾るのは、ちゃんとした理由があります。お正月になると、普段は天上にいる神様が、降りてくるとされています。
その神様に向けて、「きちんと神様をお迎えする準備ができています」という意味で飾るそうです。松を待つ、祀るとかけているという理由もあります。
しめ縄は、天照大神の物語が由来となっています。彼には弟がいましたが、常に悪さをしていたので、とても怒った彼は、岩屋へ閉じこもるようになってしまいました。
ですが、天照大神は太陽の神様なので、彼がいないと世界が真っ暗になってしまうのです。そこで、彼を引っ張り出すために、岩屋の前で宴会をし、気を引こうとしました。
その作戦に引っかかった天照大神を、二度と岩屋へ閉じ込もらせないために、岩戸にしめ縄を巻いたのが由来とされています。
正月飾りは7日のいつに外すのが良いの?
すでに述べたように、正月飾りは大晦日に飾ることが多いようですが、大晦日の場合は「一夜飾り」となって、神様に対して失礼だということで、避けられる場合もあるようです。
現代の日本では、お盆もありますし、クリスチャンでなくともクリスマスを楽しみにする方も大勢おられますし、お正月には神社へ初詣に行く方も多いでしょう。
最近ではクリスマスのツリーなどを撤去した後に、正月飾りを飾る過程が増えています。
門松の場合は、28日に飾り、7日に下げるのが良いとされています。しかし、地域によって差があるので、松の内が15日までの場合、その日まで飾るところもあるようです。
しめ縄の場合も、同様に飾るのが一般的だとされています。
7日は七草粥を食べる家庭が多いと思いますが、まず七草粥を食べてから、正月飾りを外すのが良いとされています。
正月飾りは7日のいつ外すのが良いのか? まとめ
正月飾りにはいろんな意味があり、由来もきちんとしたものでしたね。お正月が近づくと、あらゆるところで売られていますが、きちんと意味を理解して買ったほうが、お正月をきちんと迎えられる気分になると思います。
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