半夏生の葉っぱが白くなるのはなぜ?白い理由とは?

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北海道を除く日本各地に生息している半夏生。みなさんの家の周りにもせいそくしているのではないでしょうか。半夏生の葉、白くなることにお気づきですか?何故白くなるのか、どういう意味があるのでしょうか。

 

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半夏生の葉っぱが白くなるのはなぜ?白い理由とは?

半夏生は「半化粧」とも言います。それは、葉が白く化粧をしたようになることから名付けられています。ドクダミ科の多年草で、日本、中国、台湾、朝鮮半島や、インド、ベトナム、フィリピンとアジア各地に広く分布している植物です。

 

葉が白くなるのは、花が咲く時期。花穂のすぐ下の葉が白くなります。葉全体が白くなったり、一部分だけが白くなったり、斑の出方はまちまちですが、白くなる箇所だけは花の下だけと決まっています。

 

葉の緑色は緑葉体によるもの。白い葉の表側には緑葉体がありません。花のすぐ下の葉だけが白くなったりしますが、花が受粉を終えると白い葉の役目を終えて、次第に元の緑色へと戻っていくのです。

 

葉が白く変化するのは、花を目立たせて昆虫を呼び寄せるため。受粉の手助けのためとされています。植物にとっての生命線は受粉。白い葉の役割はとても大きいのです。群生していると日差しを受けてとても風情があり、雑草扱いされることもありますが生育させて鑑賞用にするのも良いのではないでしょうか。

 

葉茎が傷つくとドクダミのような香りがするので、野性下で半夏生の見分けは比較的簡単なのではないでしょうか。花期は6月中旬~7月、この時期になったら葉を白くさせた半夏生を見かけることが出来ますね。

 

半夏生の花言葉とは?

花を贈る習慣のある人には身近な花言葉。半夏生は7月1日の誕生花とされています。花言葉は「内に秘めた情熱」「内気」。

 

目立たない小花を遠くからでも見えるように葉を白くさせて支えているあたりから、そのような花言葉がついたのかもしれませんね。

 

あくまでも自分が目立つのではなく、誰かの支えとなって動く、7月1日生まれの人はそういった性質を持っているのかもしれませんね。

 

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半夏生の花の特徴と育て方とは?

半夏生の植え付け・株分け時期は2月~3月が適しています。最も適した土は粘土質の土ですが、丈夫なので赤玉土や一般的な土でも充分に育ちます。田んぼの土などは生育がとても良いですね。

 

植え付け場所は日当たりのよい湿り気の多い場所を選びましょう。庭植えの場合、出来るだけ水持ちの良い場所を選ぶこと。池があれば、その周囲に植えるのがいいですね。常に土が湿っているような場所があれば、そこに植えるとよく生育してくれます。

 

鉢植えの場合は、受け皿の水を切らさないこと、土植えの場合は水やりを怠らず常に土が湿っている状態を保つようにしましょう。

 

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半夏生の葉っぱが白くなるのはなぜ?白い理由とは? まとめ

いかがでしたでしょうか。いろいろなところで見かける半夏生は、受粉のために姿を変えているのです。大輪の花ならミツバチもどんどん寄ってきますが、小さな花は自分でなんとか受粉までこぎつけようと努力しているのですね。

 

このあたりは植物も人間も変わりがないのかもしれないですね。

 

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