私の家庭菜園で育てているニンニクも、
もう少しで収穫の季節を迎えます。
草取りをしている時に、
私に声をかけてくる人がいました。
これ、ニンニクですよね。
近所に越してきたご婦人です。
庭に小さな畑がついていたので、家庭菜園をやるそうです。
ご近所になったよしみで、育て方を教えることになりました。
家庭菜園でのニンニクの育て方(土作り)
ニンニクを植えるのは秋の初めごろなので、
とりあえず、家庭菜園にする畑の土を耕すことが1番目です。
越してきた家の庭は、しばらく使っていなかったので、
土は固く締まっているはずです。
土を細かく砕いて、空気をふくませることが重要です。
その土に、完熟堆肥をまぜて、
フカフカな土を作ることが、最初にすることと伝えました。
私は天然素材の肥料を使います。
化学肥料ですと、長く使っていると、
土が酸性のものになってしまい、
アルカリ性の中和剤を使い、
土を中和させなければいけないので、
面倒ですとも伝えました。
家庭菜園のニンニクの育て方(種の植え付けと手入れ)
(ニンニク畑です。)
このころになると、
ご婦人はメモ帳を取り出して、一生懸命書き出します。
種は普通の売っているニンニクと同じです。
それを一粒一粒、手で分解してわけます。
この一粒が種です。
ニンニクは購入してから、1回でも冷凍する芽がでないので、
注意してください。
スーパーで購入したものでも、芽がでる場合があります。
これは、冷凍しなかった場合だからです。
とがったほうを上にして、10センチ間隔で植え付ければ完了です。
秋口に植えますので、後は適当に水などをやれば良いのです。
神経質になる必要は、まったくありません。
本当に適当で良く、それでも育ってくれます。
冬を越して4月ごろから、ニンニクの球根が大きくなる時期なので、
株の両脇に完熟肥料を少し離して置きます。
これが、追肥となります。
5月すぎになると、ネギぼうずのような花を咲かせようとするので、
これは、完全に取り去ります。
花を取ることで、球根に栄養が行きます。
あとは、適当に草取りをして、収穫を待つだけです。
家庭菜園のニンニクの育て方(収穫と保存)
(採れたてのニンニクです。)
適当に育てたニンニクは、5月の終わり~6月にかけて、
下の葉が黄色くなります。
これが収穫のサインです。
遅れてしまうと、球根がバラバラと割れてしまいます。
こうなると手遅れです。
こうならないうちに、収穫しましょう。
保存は、葉先と球根のヒゲ根を切り落とし、
風通しのよいところに干しておきます。
料理使用するぶんだけ使い、残りは翌年の種に使えます。
メモを取り終わったご婦人は、私に言いました。
なんだ、簡単なのねと。
ニンニク栽培は、本当に簡単なのです。
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