2015年に放送開始した
「響け!ユーフォニアム」というアニメは、
劇場版になるほどのヒット作です。
アニメを手がけているのは、
京都にある京都アニメーションです。
原作者は1992年京都府生まれの武田綾乃さんです。
武田さんは、高校時代から小説を書くようになり、
同志社大学文学部美学芸術科1年の時に、
「今日、きみと恋!をする」で日本ラブストーリー大賞に応募されました。
その後、この「響け!ユーフォニアム 北宇治高校へようこそ」を執筆しました。
この小説を原作として、
アニメが作られるようになったのです。
武田さん自身も経験した吹奏楽部の経験を元にした、吹奏楽部のアニメです。
このアニメは、深夜枠でのアニメで、
もちろん日本でも大ヒットしたのですが、
海外の方の反応もよかったようです。
(Blu-rayは日本語のみですが、それでも観たいという海外の方も多いです。)
では、どんな反応があるのでしょうか。
海外の声を聞いて見ましょう。
このアニメの凄いところは、
京都アニメーションならではの動きの滑らかさや、
作画の良さもさることながら、吹奏楽部でありがちな点が共感を呼んでいるようです。
「おまつりトライアングル」で
久美子と麗奈が会話をしますが、
「私、特別になりたいの」という麗奈のシーンにはぐっときた方もいるようです。
吹奏楽部には、ファースト、セカンド、サードなどがあり、
主旋律を担当するのがファーストで、ソロパートも多いです。
ファースト争いなどは良くあることで、この点も共感されていました。
さらに、吹奏楽部あるあるとしては、
毎年夏に行われる吹奏楽コンクールでの出来事があります。
コンクールで金賞を獲得した学校は、
次の地区大会や、さらに全国大会に進めますが、
同じ金賞でも「ダメ金(ダメでも金賞の略語)」と呼ばれるものがあります。
この場合は、単に金賞を取っただけに終わるのです。
吹奏楽部では先輩後輩関係なく、
誰がコンクールに出られるのかなど、
オーディションを顧問の先生から受けます。
そこでずっと吹奏楽部で
ユーフォニアムを担当してきた久美子が合格し、
高校に入ってからユーフォニアムを始めた先輩の夏紀が落ちるなどということもありました。
後輩が受かって、先輩が落ちるなどという点では、
割と体育会系な部分があります。
実際に吹奏楽部は文系だけれども体育会系だと呼ばれ、その点も海外の方から賛同を得ているようです。
こうした吹奏楽部の部員同士のやりとりや、
時に起こる揉め事などがとてもリアルな心情描写だというコメントが多かったです。
単に笑って泣いてというアニメではなく、
京都の高校を舞台にしながら、
ありありと心情風景を描いていく様に、感動した方が多いようでした。
響け!ユーフォニアムは
筆者Ruca自体もユーフォニアムと
トロンボーンを担当してきたので、とても見入ってしまいました。
リアルなアニメを見たい方は、ぜひレンタルなどで視聴してみてくださいね。
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