大輪の花と、鮮やかな黄色が明るく人気の高いひまわり。
夏の花として有名なひまわりですが、時に「グンバイ」という害虫が湧いてしまうことがあります。
グンバイの特徴とその駆除方法をご紹介します。
ひまわりに出現する害虫「グンバイ」とは?
ひまわりと言えば、大きな黄色の花弁が特徴の誰しもが知っている夏の花ですよね。
太陽に下に燦々と咲き並ぶ姿は、とても鮮やかで気持ちが良いものです。
ですが、そんなひまわりにも植物に生息する「害虫」が湧くことがあります。
中でも「グンバイ」と呼ばれる害虫が非常に厄介。
このグンバイという虫ですが、あまり名前を聞きなれないという方も多いのではないでしょうか?
ひまわりの大敵であるグンバイとは一体、どのような虫なのでしょう。
グンバイの特徴と、その駆除方法についてご紹介します!
ひまわりの害虫 グンバイはカメムシの仲間!?
そもそも「グンバイ」という特徴的な名前は、どういう意味があるのでしょうか。
これは大昔、戦国時代に武将達が戦争で用いていた「軍配」に形が似ていることに由来します。
グンバイは元々カメムシ科の昆虫ですので、見た目もなんとなく、あの嫌な臭いを放つカメムシに似ています。
グンバイはひまわりの葉っぱの裏に潜み、あまり活発に動くことはしません。
体長も数ミリですので、パッと見ただけでは気付きづらいかもしれませんね。
しかし、葉の裏にいるグンバイ達は葉っぱから栄養を吸い取って養分に変えてしまいます。
このため、表側から見ると葉っぱの葉緑素が抜けて白いカスのように変色して見えてしまうのです。
そのまま放置してしまうと、葉に元気がなくなり、抜け落ちたりひどい時は花が枯れてしまいます。
小さい体でありながら、グンバイはひまわりの命を奪ってしまう可能性がある凶悪な性質を持っていたのです。
ひまわりの害虫 グンバイの対処方法とは?
ひまわりの栄養を吸い取ってしまうグンバイですが、どうやって彼らを駆除すべきなのでしょう。
まず、グンバイは「風通しの悪い場所」に発生するという特徴があります。
このため、ひまわりの葉っぱが多いとグンバイの発生箇所を増やしてしまうため、適度に葉っぱを間引き、風通しを良くしましょう。
また、薬品を用いる場合は「オルトランC」や「オルトラン液剤」が非常に効果的。
葉っぱの表だけでなく、裏側まで丁寧に散布することがポイントになってきます。
アルコールの除菌スプレーなども、グンバイ退治には非常に効果的ですよ。
いずれもポイントとなるのは、風通しや薬の散布により、グンバイが生息しづらい環境を作り上げる、ということが重要となってくるのです。
こまめにひまわりの状態をチェックし、グンバイが繁殖するのをストップしましょう!
ひまわりの害虫 虫食いを防止する方法 グンバイの駆除方法とは? まとめ
グンバイ自体は非常に小さな虫ですが、ひまわりにとっては非常に凶悪な害虫になります。
数が少ないからと放置してしまうと、気が付いた時にはひまわりが枯れてしまう原因になりかねません。
明るい花のひまわりだからこそ、元気に、健康に大輪の花を咲かせて欲しいですよね。
今回ご紹介したポイントを参考いただき、厄介なグンバイを予防、退治してみてください。
ちょっとしたことに気をつけるだけで、ひまわりの大きな花をはつらつと楽しむことができますよ!
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