庭の隅の家庭菜園で、数年の苦労の末に、
満足なピーマンを作る事に成功しました。
それを見ていた近所の老婦人が、
ピーマンの作り方を教えてくれないかしら。
そう懇願するので、教えることにしました。
しかし、良く聞いてみると、
種まきから芽出しをさせて、苗を取るところから、
彼女は始めたいらしいのです。
苗を購入したほうが簡単だと言いましたが、
どうしても、種まきから始めたいらしいです。
(植えた苗が少しずつ成長しています。)
ピーマンの芽出しの方法
(ピーマンの花芽は必要無い個所はつんでしまいましょう。)
彼女は、野菜作りは初めてだというのを後で知りました。
どうも話をしていて、なんか変だなと思いましたが、
まるっきり初心者だったのです。
とりあえず、育苗床の土作りから教えないといけません。
私も面倒くさがりなので、家にあった消毒済の土と、
肥料を持たせてあげました。
後は、家庭菜園の野菜の作り方の本が、
たくさん売っているので購入してもらい、
その本に書いてある通りにやってもらって、
解らない事は私に聞くというスタイルをとることにしました。
初心者の老婦人のアドバイザーに、
私はなってしまったのです。
ピーマンの芽出しができません。その理由とは？
(このようになるはず)
アドバイザーとなって少したって、
老婦人が私の家を訪ねてきました。
芽出しができない。
本の通りにやっても、ピーマンの芽が出ないと言うのです。
どんな状態でも、多少の芽がでるはずなのですが・・・。
彼女の家庭菜園に行って見ることにしました。
小さい育苗ポットがずらりと並んでいます。
少し数が多いですが、種の袋全部使ってようです。
農家で畑にまくのだったら良いのですが、
家庭菜園に使うのなら、量が多すぎます。
まあ、もう少し育て、生きの良い物だけ使いましょう。
肝心の芽ですが、きちんと発芽しています。
芽は出ているよ。
そう言うと、いいや出ていませんとおっしゃる。
一つのポットの6粒ほど種をまいたそうです。
しかし、芽は６本出ていない。
何かおかしいの？と、言うのです。
彼女は、撒いた種すべてが芽出しすると思っているようです。
長年の経験から、すべて種が発芽するわけではない、
そう彼女に教え、納得してもらいました。
ピーマンの芽出しが終われば
(このような夏野菜になるはずです)
芽出しは終わっているので、後は今後の作業の注意です。
苗の間引き方法は、双葉が出たとき、
生きの良い苗を一本残して、１ポットに一本とする。
かなりのポット数ですので、最終的には家庭菜園に使う量にします
その苗を家庭菜園に移してからが、ピーマン作りの本領です。
ピーマンは、病気に強い野菜ですので、
その点は心配しなくて良いのですが、
ヨトウムシなどがよってきます。
まだまだ、私のピーマンアドバイザーは続きます。
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