彼岸花の球根は、どうやって保存するのか?

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燃えるような赤い色と、
独特の花弁の形が妖しい魅力を持つ彼岸花。

 

 

古くから不吉な花とされてきた彼岸花ですが、
その特徴的な見た目から庭で栽培される方も。

 

 

彼岸花を栽培する際、
重要になってくる「球根」の正しい保存方法とは
どういったものなのでしょう。

 

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不吉とされてきた彼岸花

暑さも落ち着き、秋めいてくると
各地で「彼岸花」が真っ赤な花を咲かせ始めます。

 

 

細い茎の上に真っ赤な花を咲かしたその姿は、
実に特徴的ですよね。

 

 

しかしながら、彼岸花は昔から日本では
不吉な花」とされ、人々から恐れられてきました。

 

 

彼岸花の別名には「曼珠沙華」というものがありますが、
これとは別に「死人花」「地獄花」「幽霊花」
といったものが並びます。

 

 

どれもこれも、実に不吉でおどろおどろしい
内容ですよね。

 

 

実は昔から、彼岸花は田んぼの脇や
墓地といった場所に植えられていることが多く、
このことから「不吉な花」という印象が
ついてしまったのだそうです。

 

 

また、こういった印象だけでなく、
彼岸花には毒もあるので、むやみに触れないよう
あえて悪い印象が広まった、という背景も
あるようですね。

 

 

特に彼岸花の「球根」の毒は
凄まじい力を秘めているようです。

 

 

彼岸花の持つ強力な毒

彼岸花の球根には毒が含まれており、
普段触ったりすることでは、まず
症状などが発生することはありません。

 

 

しかし、誤ってこれを体内に入れてしまうと
ちょっと問題になってきます。

 

 

間違って食べてしまうと、30分以内に
激しい下痢や嘔吐に見舞われ、
酷い場合は呼吸不全や痙攣といった
深刻な症状にも繋がってしまうのです。

 

 

こう聞くと、実に危険な花に思えますが、
実はこれを逆に利用し「害獣避け」のように
使われてもいたのです。

 

 

地面の中を掘り進むもぐらなどを撃退するため、
古くから田んぼの脇や墓地にはあえて彼岸花を植え、
土地を守っていたという背景もあるのです。

 

 

まさに、物は使いようということですね。

 

 

また、この球根は刻んで水につけることで
毒を抜くことも可能です。

 

 

毒抜きをした球根は食べても問題なく、
逆に薬として活用することもできるのです。

 

 

彼岸花は扱い方によって、
様々な一面を見せる花のようですね。

 

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彼岸花の球根の保存方法

扱い方や危険性を正しく理解していれば、
彼岸花はお家の庭などに植えて
観賞用として楽しむこともできます。

 

 

食用、薬用、栽培用として
彼岸花の球根を保存する機会もあると思いますが、
実は気をつけなければいけない点があります。

 

 

それは特に栽培用として扱うときで、
普通、球根の保存方法はネットに入れて吊るし、
乾燥させるという方法なのですが、
彼岸花に関してはこれはNGとなります。

 

 

乾燥させてしまうと球根は、
花を咲かせることができなくなってしまうのです。

 

 

これを避けるためには、
おがくずと一緒にビニール袋に入れ、
球根を乾燥から守るようにしましょう。

 

 

穴を開けたビニール袋に
おがくずを入れるだけで良いので、
簡単に保存することができます。

 

 

ちょっとしたことではありますが、
こうすることで球根を守り、
あの赤く鮮やかな花をさかせることができるのです。

 

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彼岸花の球根は、どうやって保存するのか? まとめ

古くからの言い伝えから、ついつい忌み嫌われ
がちな彼岸花ですが、その由来や活用法を知ると
ちょっと見方が変わってくるかもしれません。

 

 

やはりあの赤く細い花弁は独特で、
他の花にはない魅力も持ち合わせています。

 

 

お庭に植えるために、球根を保存される場合は、
とにかく乾燥には気をつけるべきでしょう。

 

 

正しく扱うことで、
彼岸花はしっかりと花を咲かし、
あの独特の赤色をお庭に広げてくれますよ。

 

 

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