西洋シャクナゲを育てるために必要な作業はたくさんあります。剪定や花ガラ摘み、芽かき、芽摘みなどです。
芽かきは花の咲く芽を取り、咲く花の数を調節することをいいます。芽摘みはシャクナゲの芽を摘み取ることをいい、その作業を行うことで翌年以降その部分から新芽が出てきます。正しい育て方をすることでとても綺麗な花を咲かせてくれます。
西洋シャクナゲの育て方:剪定は必要?
剪定は必要ですがシャクナゲの剪定は他の植物の剪定と違い切り戻しや切り込みなどガッツリ枝を切るようなことは行いません。基本的に弱った枝や伸び方がおかしい枝、混雑している枝のみ切るようにしましょう!
シャクナゲの剪定時期は?
シャクナゲの剪定時期は花が咲き終わった頃の4月~7月に行うのが良いと言われています。剪定は枝を切る作業なのでシャクナゲにとって必要な作業ですがダメージを与えることには変わりありません。この時期に行えば温かいので成長するのも早いのでダメージを早くなおすことが出来ます。
この時期以外で剪定をしてしまうと剪定のダメージが原因でシャクナゲの元気がなくなってしまったり、枯れたりすることもあるので注意が必要です。
西洋シャクナゲの育て方:花ガラ摘みとは?
花ガラ摘みとは枯れた花を摘み取る作業のことを言います。シャクナゲの花が綺麗に咲いた後は枯れてきます。その枯れている花をそのままにしておくとその枯れた花にも栄養を与え続けてしまいます。このように無駄な栄養を使ってしまわないように枯れた花はなるべく早く摘み取るようにしましょう!
西洋シャクナゲの育て方:芽かきとは?
芽かきとは花の咲く芽を取り、咲く花の数を調節することをいいます。この作業を行わないとシャクナゲはたくさんの花を咲かせようと頑張りたくさんのエネルギーを使います。たくさんエネルギーを使うことでシャクナゲの寿命が短くなってしまいます。
シャクナゲを長く楽しむためには枝3本に対して花は1つくらいまで少なくする必要があります。このくらいにすることで1つの花に対する栄養も多くなるので花も綺麗に咲かせることが出来ます。
西洋シャクナゲの育て方:芽摘みとは?
芽摘みとはシャクナゲの芽を摘み取る作業のことを言います。花ガラ摘みが終わったら枝先についている芽を摘み取ります。この作業を行うことで翌年以降その部分から新芽が出てきます。枝が成長していくために大切な作業です!
西洋シャクナゲが病気になった時の対処方法とは?
西洋シャクナゲがかかりやすい病気を紹介します。
①うどん粉病
②褐斑病
③葉班病
④さび病
⑤ペスタロチア病
このような病気にかかってしまったら早く対処することで被害を最小限におさえることが出来ます。病気にかかってしまったままにしておくと、どんどんその病気が広がってしまいます。最終的には枯れてしまうこともあるので病気には注意が必要です。
対処方法は病気に合った薬剤を使用する方法と病気になってしまった葉を取るという方法があります。葉を取っても病気が広がるようであれば薬剤を使うことをおすすめします。
西洋シャクナゲと日本シャクナゲの違いとは?
西洋シャクナゲと日本シャクナゲの違いとは?
西洋シャクナゲと日本シャクナゲは葉に違いがあります。
①西洋シャクナゲ
葉っぱの裏が緑色で形はたいらです。
②日本シャクナゲ
葉っぱの裏が茶褐色で形は裏へ丸く反っており、うっすら毛がはえています。
西洋シャクナゲと日本シャクナゲはどちらが育てやすい?
日本シャクナゲは育てやすいように日本で改良された品種です。日本の気候にも合うように改良されているので最初は日本シャクナゲを育てることをおすすめします。
西洋シャクナゲの育て方、剪定は必要?芽かき、芽摘みは? まとめ
シャクナゲの剪定時期は花が咲き終わった頃の4月~7月に行い、基本的に弱った枝や伸び方がおかしい枝、混雑している枝のみ切ります。
①花ガラ摘み
枯れた花を摘み取る作業のことで無駄な栄養を使わないために行います。
②芽かき
花の咲く芽を取り、咲く花の数を調節することをいいます。この作業をすることで寿命を延ばすことが出来ます。
③芽摘み
シャクナゲの芽を摘み取る作業のこといい翌年以降その部分から新芽が出てきます。
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