牡丹は鉢植えで育てることが出来ますが、植え替えは頻繁に行わないようにしましょう。あまり植え替えを行ってしまうとそれが原因で枯れてしまうこともあります。しかし3~5年くらいすると成長しなくなってしまいます…そのときに植え替えを行います。10月に行いましょう!
肥料は牡丹の成長に欠かせません!植え付ける前の土に混ぜて、植え付けしたときに混ぜて、植え付けした1ヶ月後に混ぜて、花を咲かせるために混ぜて、花が終わったら混ぜます。
牡丹の鉢植え、植え替え時期はいつ頃が良いのか?
牡丹は鉢植えで綺麗に咲かせることが出来るので、庭などの植え付ける場所がなくても育てることが出来ます。鉢植えで牡丹を育てる際は季節に合わせた手入れが必要になってきます。
①春~秋:たっぷり水を与える
②秋:極端に乾いてしまわないように気を付ける
③冬:水やりは少なめにする
牡丹はあまり植え替えを好まない花です。そのため頻繁に植え替えを行わないようにしましょう。植え替えが枯れてしまう原因になることもあるので注意が必要です。しかし3~5年くらいたつと牡丹の成長が悪くなってきます…その時が植え替えのタイミングです!植え替えをする時期はとても大切で牡丹の発根が盛んになる10月頃に行いましょう。植え替えの手順を紹介します。
①根を傷つけないように優しく掘り出し、土をを落とします。
②黒っぽく変色している根は長さを半分に切り詰めます。
③殺菌や病気、害虫予防のために殺菌殺虫剤に30分ひたします。
④鉢の底にネットをしき、ゴロ土を3cmほど入れて苗木を入れて土を入れます。
⑤苗の周囲に暖効性肥料を与え、水をあげたら完成です。
植え替えは紹介したように今までよりも大きい鉢を用意していいですし、地植えを選択してももちろん大丈夫です。
牡丹を育てるときのコツや肥料などで注意する事とは?
綺麗な花を咲かせるためには肥料が欠かせません!しかしたくさん肥料を与えれば良いというわけではなく、生育のサイクルに合った方法で与える必要があります。鉢植えでも地植えでも肥料を与えないと栄養不足になってしまいます。
まず使う肥料に関してですが…ホームセンターなどに行くとたくさんの肥料が発売されているのでどれにすれば良いか悩んでしまいますよね。牡丹の場合、1年中肥料の栄養がいきわたっている状態を保つことが大切なので効果が長く続く暖効性肥料がおすすめです。
しかしもうすでに牡丹が弱ってしまっているときは速効性のある肥料も一緒に使うことをおすすめします。また最初から肥料をたくさん与えてしまうとひ弱な牡丹になってしまうので与えすぎにも注意が必要です。
肥料を与えるタイミングを紹介します。
①植え付ける土壌に肥料を混ぜておく
②植え付けをしたときに暖効性肥料を与える
③植え付けから1ヶ月後に肥料を足す
④2~3月頃に良い芽が出るように肥料を与える
⑤花が終わった5月下旬~6月にまた暖効性肥料を与える
牡丹の苗の栽培や剪定方法・時期は?
牡丹の苗の栽培や剪定方法はどうしたら良い?
牡丹は苗から育てる方法と種から育てる方法がありますが、種からの場合花を咲かせるまでに5~10年くらいかかってしまうので苗から育てるのが一般的です。なので苗の栽培方法を紹介します。
苗を購入する際は花芽があり幹が太く、枝がバランス良く別れているものを選びましょう。元気が良い苗は大きく成長し、長生きします。販売されている苗はシャクヤクを接ぎ木にした「接木苗」が多いです。
接ぎ木にシャクヤクを使っているので茎や根はは牡丹ではありません。牡丹の芽だけでなくシャクヤクの芽も出てくる可能性もあります。その場合は先端が尖っているシャクヤクの芽を摘み取ります。シャクヤクの芽が大きくなってしまうと牡丹の芽に似てきてしまうので注意しましょう。そのまま2~3年放置してしまうと牡丹がシャクヤクに負けてしまいます。
次は剪定方法を紹介します。牡丹は花が咲いたあとそのままにしてしまうと種ができ、株が弱ってしまいます。季節に合った剪定方法で剪定していくと牡丹も長生きし綺麗な花を咲かせてくれますよ!
①5月~6月
花が咲いた後は花茎からおもいきって切ります。早めに行うようにしましょう!
②6月下旬
この頃からわき芽が出始めるので、それを取り除きます。残すのは根元にある3芽ほどにしあとは全て取ってしまいましょう。
③9月~10月
葉が黄色くなってきたら細かい枝を剪定します。このとき翌年に花を咲かせるだろう新しい芽は残して、発芽していない枝だけ剪定します。葉の元となる葉芽は全て取り除きましょう。
牡丹の苗の栽培時期は?鉢植えと地植えでは違うのか?
牡丹の苗の栽培は9~10月が1番適した時期です。
牡丹は鉢植え、地植えどちらでも育てることが出来ます。どちらも良い点があるので自分に合った方を選択していきましょう。鉢植えは庭などがなくても手軽に始めることができ、簡単に移動させることが出来るので日当たりや風通しの良い場所など牡丹に合った環境に置くことが出来ます。地植えは株が大きくなっても植え替えなどの作業が必要なりません。広い場所なので牡丹ものびのび成長することが出来ます!
鉢植えのポイントを紹介します。
①鉢は最低でも8号鉢を用意し、理想は10~12号鉢です。
②春と秋は屋外の日が当たる場所に置く
③夏は明るい日陰に置く
④冬は風が当たらない温かい場所に置く
地植えのポイントを紹介します。
①西日を避けて日当たりと風通しの良い場所に植える
②植え替えはもうしないのでしっかり栄養のある土を作る
牡丹を育てるときには接ぎ木はした方が良いのか?
販売されている牡丹の苗も接ぎ木されているものが多いのでその方がいいかなと思う人が多いと思います。しかし自分で牡丹を増やそうと思うと接ぎ木として使うシャクヤクも用意しないといけないので面倒な気もしますよね…
接ぎ木を使うと最初から根付いているという大きなメリットがあります。後からの世話も簡単というメリットもあります。是非機会があれば行ってみて下さい!
牡丹鉢植え、植え替えの時期や肥料などで注意する事とは? まとめ
牡丹は鉢植えで綺麗に咲かせることが出来ます。牡丹はあまり植え替えを好まないので大きめの鉢を用意し、なるべき植え替えしなくて良いようにしましょう!しかし3~5年くらいたつと牡丹の成長が悪くなってくるので、そうすると植え替えが必要です。植え替えは10月頃に行いましょう!
牡丹に綺麗な花を咲かせるためのは肥料が欠かせません!植え付ける土壌に肥料を混ぜておき、植え付けから1ヶ月後に肥料を足します。また2~3月頃に良い芽が出るように肥料を与え、花が終わった5月下旬~6月にまた与えます。
剪定も大切で方法は以下の通りです。
①5月~6月
花が咲いた後は花茎からおもいきって切る
②6月下旬
こわき芽が出始めるので、それを取り除きます。残すのは根元にある3芽ほど
③9月~10月
葉が黄色くなってきたら細かい枝を剪定します。葉の元となる葉芽は全て取り除く
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