暑い夏が終わりかけ、涼しい時間も少しはあるようになり、
私の植え付けたサツマイモも、
ツル返しをする必要があるほどに成長しました。
もうすぐ秋になり、10月になれば収穫できるでしょう。
ところで、私の弟子にあたるご婦人のサツマイモは、
どうなっているでしょう。
まだ、気温が暖かいので、大丈夫だと思いますが。
(私のサツマイモは、ツル返しの時期ですね。)
サツマイモを7月植えするなんて、大丈夫なの?
(うまく収穫ができるでしょうか。)
7月初めの頃でした。
梅雨明けがめずらしく早くなり、
畑で伸びの早くなった雑草を取っていると、
ご婦人が現れました。
今からサツマイモを植え付けたいから、
サツマイモのつるを少しくれと言うのです。
サツマイモは寒さに弱く、
今から植え付けると収穫時期が12月ごろになるので、
植えても無理と教えてあげました。
婦人は友達か誰かに聞いたらしく、
どうしても聞き入れてくれません。
私のサツマイモは、つるが伸び放題ぎみでしたので、
好きなだけ、持って行っていいよとは言いました。
うまく収穫ができるでしょうか。
(プロはビニールハウスで収穫をずらします。)
サツマイモは、本来は湿気にも寒さにも弱い芋です。
外に出しておいて、霜に当たると一発でフニャフニャとなり、
腐り始めます。
地面の中にあるサツマイモでも、浅い所にあるため、
霜の影響は少なからずありますので、
一般的には、霜の降りる前の収穫となるのです。
霜に強い品種も出来ていると聞きますが、
ご婦人の持って行ったのは、普通のベニアズマです。
気にかかったので、農家の友人に電話で相談してみました。
帰ってきた答えは、
何とも、目から鱗が落ちるような答えです。
ハウスの中で作れば良いんだ。
サツマイモを作っている農家は、
ビニールハウスの中で、サツマイモを作る人もいるようです。
これなら、収穫が霜の時期にずれ込んでも、まったく問題ありません。
家庭菜園でのサツマイモの7月植え。
(こんなマルチを使用しました。)
早速、ご婦人の家庭菜園に出向き、伝える事にしました。
確か、ご婦人宅に家庭菜園用の小さなビニールハウス・セットがあるはず。
ご婦人を探し出し、早速伝えると、モロに拒否されました。
考えは問題ないのですが、何せこの暑さです。
ビニールハウスの中での作業は、本当につらすぎます。
どうしようかと、ご婦人宅でスイカを食べながら考えていると、
黒いマルチが目にとまりました。
マルチを使う手がありました。
マルチは土にかぶせる、黒い農業用ビニールシートです。
プランターにマルチをかけ、サツマイモを植えるのです。
霜の時期になれば、葉に霜が降りないように移動もできます。
ご婦人も、これなら納得してくれました。
現在、ご婦人のサツマイモは、順調にツル葉が伸びています。
12月頃の収穫が、うまく出来るか楽しみです。
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