世間にはいろんな人がいます。
100人いたら100通りの性格や姿をしています。
人同士がうまく付き合うためにコミュニケーション
能力が備わっており、障害のある方の多くが
コミュニケーション能力が欠落していると言われてます。
しかし、障害のある方であろうと社会に出れば自分の足で
歩んでいかなければいけません。
その１つの手段として音楽療法があります。
とくに、障害のある方のコミュニケーション能力向上
に関する音楽療法について解説しました。
そもそも音楽療法とは？ 障害のある方とはどんな人？
音楽療法って聞いたことありますか？
あまり身近に聞くことはないかと思います。
音楽療法とは音楽を用いて、みんなで
歌を歌ったり、楽器を演奏したり、
手遊びをしたり、踊ったりなどを
することによって、心身的に良い方向へ
導くための手段の1つです。
老人ホームや通所施設、障害者施設などで
されているレクリエーションは、それこそ
音楽療法の1つです。
みなさんは、気分が落ち込んだときやつらい
出来事があったりしてネガティブになること
あると思います。
そういうときに、例えば自分の好きなアーティスト
の曲を聞いたりすると元気が出るときありませんか？
それも、音楽療法の1つなのです。
普通の方でも、日々知らず知らずに音楽療法を
しているもので、割りととても身近なもの
なのです。
では、音楽療法がわかったところで障害のある方
ってどんな人だと思いますか？
それはみなさんが考えてるイメージで正解です。
冒頭でも言いましたように、100人いたら
100通りの性格や姿をしていて、社会の
偏見や差別によって、障害という枠に
なっているだけで、根本は１人１人の
人間なのです。
しかしながら、同じように枠にしてしまうと、
障害があるために、社会に適応できず、
取り残される可能性があるため、そういった
枠で分けているだけです。
障害の中には、知的に遅れがあり、勉強に
ついていけない子もいます。
注意したり、気づいたり、落ち着いたりする
ことができない子もいます。
こだわりが強くて、なかなか人と交わることが
できない子もいます。
もっと理解ある世の中になることを願うばかりです。
コミュニケーション能力向上へ 障害のある方への音楽療法ってどんなの？
“人と話す。”
一見簡単なようで難しいことなのです。
では、みなさんは話し出すときなどどうされてますか？
ほとんどのみなさんが共通の話題や
相談事などあると気軽に話せると思います。
音楽療法を通じて、その環境を作ることが大切だと
思います。
では具体的にしましょう。
例えば、みんなでリズムに合わせて楽器を演奏しよう。
そうなると、まずは楽器選びをします。
“私、僕これがいい”
当然なるのですが、ここで少しずつ話をしながら
納得のいくように楽器を選ばせることが重要です。
しかし、重複してどうしようもなくなる場合は
楽器をもうひとつ用意して隠しておきましょう。
そして、演奏を始めるとグループに一体感が生まれ、
少し警戒心が薄れてくると思います。
ここで、楽器を交換しまた演奏する。
これだけでも、少しずつ会話が増えて
みんなが明るくなり、コミュニケーションかとれるように
なると思います。
しかし、これはうまくいったケースでここまで至るまでには
なかなかうまくいかないと思いますので根気強くやる
必要があります。
少しずつ少しずつではありますが頑張ってやってみる
ということが大事です。
ぜひやってみてください。
音楽療法とは？障害のある方のコミュニケーション能力向上を目指して まとめ
なにごとにも必要なコミュニケーション能力。
コミュニケーション能力は、実体験をするしか
養うことができないと思います。
少しずつ少しずつ経験をすることによって
それに慣れ、自分から話せるようになると
思います。
そして、少しでもできるようになることを
心から祈っております。
１番大事なのが、相手の心を許すことです。
コミュニケーションをとることも
障害のある方と接するときも
友達と話すときも
家族と話すときも
会社の上司や部下と話すときも
まずは相手の心を許してください。
そうすると、話は弾み、お互いいい関係に
なれると思います。
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