蛛は体内で作った糸の成分を出糸官から絞り出しています。
全ての種類の蜘蛛ではありませんが…
中には自分で作った蜘蛛の巣を回収するために丸めて食べる種類がいます。
蜘蛛の巣を回収する多くの蜘蛛が翌日には
糸の成分の80~90%が新しい糸の材料として再利用されています。
蜘蛛の巣は主にたんぱく質で出来ているのでそれを食べることで
大切なたんぱく源になっています。
蜘蛛は糸を回収するのか?
蜘蛛の糸の仕組みや成分はどうなっているのか?
いろいろな場所で見つける蜘蛛の巣ですが全ての蜘蛛が作る訳ではありません!蜘蛛の巣を作る蜘蛛と作らない蜘蛛の2種類に大きく分けることが出来ます。
蜘蛛の巣を作る種類の蜘蛛はどのようにして糸を作り出しているかや蜘蛛の巣の成分はいったい何かについて詳しく紹介します。
蜘蛛が糸を出す器官は出糸突起の先端にある「出糸官」です。
肛門の近くにこの出糸官がある蜘蛛が多いです。
体内でネバネバした糸の元になる物質が作られ出糸官から出る時に絞り出すことで糸のようになります。
蜘蛛の糸はお腹の中にある紡績腺で作られています。
この作られた糸の元となる成分は使用目的によっていろいろな種類の糸になります。
多くの蜘蛛はだいたい3種類くらいの糸を作り出すことができ
中には7~8種類もの糸を作り出せる蜘蛛もいます。
糸を張る場所によってこの種類を上手く使い分けており丈夫な蜘蛛の巣を作ることが出来ます。
蜘蛛の糸の成分は主にたんぱく質です。
似ている成分は絹糸ですが、よく伸びるは蜘蛛の糸の方です!
ジョロウグモのような大きい蜘蛛は700mもの糸を連続して出すことが出来ます。
思っていた以上にたくさんの糸を出すので私も驚きました。
蜘蛛は糸を回収するのか?
全ての種類ではないですが蜘蛛の中には自分で出した糸を回収して
新しい糸の材料として再利用しているものもいます。
回収する際、糸を出した器官からそのまま回収することは出来ないので足を使って器用に糸を丸めていきます。
そしてその丸めた糸をたんぱく源として食べてしまうのです。
蜘蛛の糸の回収と巣との意外な関係性とは?
蜘蛛は糸を再利用して巣を作るのか?
蜘蛛の体を調査してみるとその食べた糸は翌日になると糸の成分の80~90%が新しい糸の材料として再利用されています。
この再利用までの時間は蜘蛛の種類によって変わってきます。
早いものだと食べてから30分後には再利用されている蜘蛛もいます。
蜘蛛は糸や巣を自分の栄養源にしているのか?
蜘蛛の巣はたんぱく質から出来ています。
そのため糸を作ると体内になるたんぱく質は減ってしまいます。
しかし作った蜘蛛の巣を丸めて食べることでたんぱく源になります。
それは蜘蛛にとって大切な栄養源になっています。
蜘蛛の巣を作らない作らせないために出来ることはあるのか?
蜘蛛の巣が家の中や外に出来てしまうと、不潔なイメージを与えてしまうと思います。
そんな蜘蛛の巣を作らせないための対策方法を紹介します。
①蜘蛛の巣対策スプレーをまく
②柑橘系の皮をこすりつける
③庭やベランダの照明をへらす
簡単に出来ることもあるので是非試してみて下さい!
蜘蛛は糸を回収するのか?蜘蛛の巣との意外な関係とは? まとめ
蜘蛛は体内で作った糸のネバネバした成分を肛門の近くにある出糸官から絞り出す方法で糸を作っています。
その糸の主な成分はたんぱく質です。
蜘蛛の中にはその糸を丸めて食べて、また糸を作るための材料として再利用している種類がいます。
たんぱく質で出来ている糸を食べることで蜘蛛のたんぱく源にもなります。
蜘蛛の巣を作らせないための対策方法は以下の通りです。
①蜘蛛の巣対策スプレーをまく
②柑橘系の皮をこすりつける
③庭やベランダの照明をへらす
是非試してみて下さい!
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