節分の豆まきはどこにまく?その正しい場所とは??

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災いごとを運んでくる鬼を豆まきによって撃退し、家に福をもたらすという意味で行われる豆まき。

 

古くから日本で親しまれている恒例行事ですが、豆まきの正しいやり方をご存知でしたでしょうか。

 

豆を撒くべき場所にも、どんな決まり事があるのでしょう。

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「鬼」を家から追い出す、豆まき

節分というと、誰もが真っ先に「豆まき」を連想されるのではないでしょうか。古くから日本の恒例行事となっており、現代でもその風習は受け継がれています。

 

豆まきは不幸や災いといったものを「鬼」と見立て、それを家から追い出すことで「福」を招くという意味合いがあります。豆まきの際の「鬼は外」「福は内」なんて掛け声からも、その趣旨が見て取れますよね。

 

実はその起源は古く、平安時代から続いている行事でもあるのです。日本では「鬼」は悪いものとされており、これを払う魔除けの行事として人々に定着してきた、というわけです。

 

ところが、そんな豆まきの「正しいやり方」をご存知の方は、意外に少ないのではないでしょうか? 豆をどこに撒くのか、その場所や正しい手順とは、いったいどのようなものなのでしょう。

 

実はちゃんとした手順のある、豆まき

豆まきといえば、掛け声と共に豆を撒くもの、という大まかなイメージは分かるのですが、実は豆まきには我々が思った以上にきちんとした手順や、役割分担が存在していたのです。

 

まず肝心なのが、豆まきをする際に「全ての戸を開けておく」ということ。これは言わずもがな、豆まきの目的が「鬼を追い払う」ということであることから、鬼が逃げて行くための道を作り上げておく、ということなのです。

 

そして、豆を撒く場所ですがこれにもきちんとした順番があります。まず、豆をまくのは「奥の部屋から玄関」に順にまいていきます。加えて、豆をまく「場所」ですが、これは最初に窓の外に「鬼は外」と言ってまき、すぐに窓を閉めて、今度は部屋の中に「福は内」と言いながらまきます。一部屋ごとにこの工程を繰り返し、玄関へと進んで行くのです。

 

最後に玄関から外に豆をまき、玄関を締めることで豆まき完了となります。家の中にいる鬼を順番に追い詰めていき、最後は玄関から外へと追い出してしまう、ということが肝心だったのです。

 

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時にはまき方を変える場合も

先ほどご紹介した通り、豆まきは家の中から外へ鬼を追い出すことが、主な目的です。しかし、最近ではマンション住まいの方などもおり、なかなか窓から外へ豆をまくのは危険という方もおられるかもしれませんね。外を歩く人にぶつかったり、道ゆく人に当たったりすると大変です。

 

そういう時は、部屋の床に向けて思い切り強く、豆を叩きつけるという方法でも大丈夫です。こうすることで鬼がびっくりし、部屋の外へと出て行ってしまう、というわけですね。

 

また、よく豆まきではお父さんなどがお面をつけて鬼の役をしたりもしますが、これも実はあってもなくてもどちらでも大丈夫なんです。あくまで豆をまいてすぐ窓を閉める、という流れが重要なので、鬼役は豆まきをより分かりやすくする、という意味合いが強いようです。

 

とはいえ、豆まきはご家庭でお子さんも参加されるような行事ですから、鬼役がいることでより盛り上がり、楽しんで「福」を呼び込むことができるかもしれませんね。

 

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節分の豆まきはどこにまく?その正しい場所とは?? まとめ

豆によって鬼を追い出す、という行事の豆まきですがきちんと執り行なおうとすると、結構明確な手順や決まりがあるようで驚きです。

 

きちんと行いたい場合は、まずあらかじめ豆まき役、窓を閉める役、鬼役といった役割分担をしておくとスムーズかもしれませんね。

 

古来から続く行事ではありますが、大人も子供も一緒になって参加できる楽しい魔除けの風習でもあります。

 

正しい手順を守りながらも、ぜひご家庭で楽しい豆まきをおこない、「鬼」を追い出して「福」を呼び込んでみてください!

 

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