満月の夜、女性心理はどうなる？出産などにも影響するのか？

雑学関連

2019.02.20 2018.12.17

独自の周期によって満ち欠けを繰り返し、淡い輝きを見せる「月」。

なかでも「満月」の白く淡い光は、見ている人々を不思議な気持ちにさせます。

満月の夜、はたして女性の心理状態にはどういった変化があるのでしょう。

不思議なことが起こるとされる、満月の夜

夜になると真っ暗な空には光り輝く多くの星が浮かびますが、その中でもひときわ目立つ存在といえば「月」でしょう。月は月齢によって満ち欠けを繰り返しており、なかでも「満月」になると一際強く、淡い光で地上を照らしてくれます。太陽ほどの輝きはないにしろ、それでも眺めているとなんだか不思議な気分になってしまいますよね。

実は昔から、月は我々に様々な影響を与えているということが明らかになっています。特に「満月」の日は地球に及ぼす力も強く、これによって「満潮」といった自然現象が引き起こされるのは有名な話ですよね。月の満ち欠けには、地球と月の間の「引力」に関係があるため、これによって我々が住んでいる星にも影響がおよぼされているのです。

また、この月の引力で影響を受けるのは、なにも自然のみではありません。我々の肉体もまた例外ではなかったのです。特に、昔から女性の肉体や心理には多大な影響があるとされてきました。具体的に、どのような現象が起こるのでしょう？

満月の日の、女性心理とは

満月が我々の肉体にまで影響を及ぼす、と言われてもちょっとピンことないかもしれませんね。それこそ、なんだかオカルトチックな話のようにも思えるかもしれません。しかし、近年では満月が肉体や心理を変化させるということは、科学的にも明らかになっているのです。

そもそも、満月の日になぜ「満潮」になるかというと、これは地球の７０%が「海水」で出来ていることに由来します。地球上に溢れている海水が月の引力で引っ張られることで、この現象が引き起こされるというわけですね。ここでキーワードとなってくる「水」ですが、我々人間の肉体も実に８０%が水で形成されています。このことから、人間の肉体そのものも引力の影響を受けやすい、ということなのです。

この体内の水分が引力という外的な要因で揺れ動くことで、肉体内の「ホルモン」に乱れが生じ、結果として女性特有の現象である「生理」の症状や周期に変化を及ぼします。これによって女性は神経が高ぶり、いつもよりイライラしたり食事を多く食べたくなったりと、どこか大胆になるということなのです。女性の肉体のリズムを満月の光が左右してしまうとは、ちょっと驚きですよね！

出産にも満月は影響大！

満月の力が女性の肉体や心理に働きかけ、リズムを狂わしてしまうということですが、実は満月の影響はこれだけに留まらないんです。ホルモンのバランスや生理のリズムに影響があるということは、すなわち女性にとって非常に重要な「出産」にも大きな影響があったのです。

肉体の大半を占める「水分」に引力が影響する、というのは前の項目で触れたとおりです。ですが出産中、赤ちゃんが入っている子宮内の「羊水」もまた、海水や体内の水分同様に引力の影響を受けてしまいます。このため、出産間近の女性は満月の引力によってお産へと導かれるケースも十分に考えられるんだとか。

海と出産、というと「ウミガメ」が砂浜で卵を産む、という光景が有名ですよね。あの産卵も一説によればウミガメの肉体が引力によってお産へと導かれ、満潮になった砂浜へとやってきて卵を産む、ということに関連があるとまで言われているのです。人間だけに限らず、地球上にいるありとあらゆる生物に満月の引力は作用しているということでしょう。遠い宇宙に浮かぶ天体ではありますが、我々の心理状態だけでなく出産にまで影響を及ぼしていたようですね。