さっとつけるだけで、一瞬で物と物を
くっつけてくれる接着剤。
非常に強力かつ便利ですが、
間違って衣服などの布についてしまった時は
なかなかに厄介です。
誤って接着剤が布についてしまった時の
対処法をご紹介します。
手早く強力な接着剤
工作の際、あるいはちょっとした物の
修理の際、最近ではすぐに物と物を
くっつけられる「接着剤」が便利ですよね。
手軽に使える上に、ちょっとつけるだけでも
強力な接着力を発揮してくれます。
金属や木材だけでなく、プラスチックなど
様々なものに利用可能なのは非常に
嬉しい点ですよね。
その種類も非常に豊富で、
万能なものだけでなく、素材によって
専門的な接着剤もあったりします。
そんな便利な接着剤なのですが、
間違った場所についてしまうと
ちょっと厄介だったりもします。
接着力が強力なだけになかなか
取り除くことができず、拭き取ろうにも
逆に接着剤にくっついてしまい、
思うように除去できません。
特に服などの布地についてしまうと、
引き剥がす際に布に大きな
ダメージを負ってしまいますよね。
こういう時、一体どうやったら
接着剤を取り除くことができるのでしょう？
布についた接着剤を取る際のコツを
ご紹介します！
接着剤を剥がす基本は「温める」こと
布地についた接着剤は、
種類によって様々な剥がし方が
考えられます。
しかしながら、どの接着剤も
ある基本的な対処方法があるのです。
それは何かというと、
接着剤を「温めること」なんです。
木工用ボンドなどは
一旦完全に乾かした後、
お湯に布をつけてゆっくりと
揉みほぐすことが重要です。
こうすることで、固まった接着剤を
緩めることができ、熱によって
もう一度溶かし、取り除くのです。
接着剤がついてすぐ、慌てて処置しようとすると
接着剤が余計広がってしまったり、
別のものが張り付いてしまったりと、
第２、第３の被害に繋がりかねません。
まずは接着剤を最小限の箇所で固めて、
その後にゆっくりと温めて取り除きましょう。
それでもダメなら、薬品の力で
お湯で除去できるなら良いのですが、
強力な接着剤になってくると、なかなか
そうもいかないかもしれません。
特に瞬間接着剤などはつけた瞬間に接着部分を
溶かしてしまうため、なかなか
無傷で元どおりとはいかないかもしれませんね。
しかし、こういう場合でも最低限の傷で
布地を守ることはできます。
こういう場合は、温めるだけでなく
消毒用のエタノールや
除光液（ネイルリムーバー）を利用しましょう。
接着剤に染み込ませるようにつけることで、
接着剤の成分を融解させ、
ほぐすことができるのです。
ただし、これらはあくまで薬ですので
やはりつけすぎると布地の色が変わったりと、
痕が残ってしまうこともあります。
お気に入りのお洋服などの場合、
やはりむやみに薬品などを使うのは
ためらわれますよね。
こういった場合は、
あまり無理をせずクリーニングなどに
出してしまうのが良いかもしれません。
接着剤が布についた際の対処法とは? まとめ
非常に手軽な接着剤ですが、
強力であればあるほど、間違えて
ついてしまった時には厄介なものです。
ついつい、そういう時は力まかせに
こすってしまったりしがちですが、
対処を誤るとより一層、被害が広がって
しまうかもしれません。
まずは落ち着いて、
接着剤がそれ以上、誤った箇所に
つかないように対処することが
重要ですね。
今回ご紹介した内容を活用する事で、
より安全に布から接着剤を
取り除けるかもしれません！
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