お彼岸の時期になると見かけることの多い彼岸花は、どこか儚げですよね。
そもそも彼岸花はどんな花で、花びらの枚数はいくつなのでしょうか。今回は彼岸花の花びらの枚数と、どんな花なのかについてご紹介致します。
彼岸花はどんな花?いつ頃咲くの?
よく小さい頃に、親御さんなどから「彼岸花は毒を持っているから触ってはいけない」と言われたことがある方もおられるでしょう。
実際に、彼岸花は全草有毒な花ですので、毒を有しています。道端などに群生していて、だいたい9月ごろに花が咲きます。
彼岸花は、もともとは日本の花ではなく、一説によれば中国大陸から持ち込まれたものとされています。
稲作が伝来した時に、土に穴を掘る有害な小さな害獣を駆除するために広まったと言われています。その毒性から、口から摂取した場合は吐き気や下痢を引き起こし、最悪の場合は死に至ってしまいます。
彼岸花の花びらの枚数はいくつ?
ぱっと見てみると、たくさんの花びらが付いているように見える彼岸花ですが、実際の花びらの枚数はいくつなのでしょうか。
彼岸花の花びらの枚数は、通常6枚です。その花びらはリボン状に絡み合っているので、6枚よりも多く見えます。
また、構造上から雄しべや雌しべがどこにあるのかが分かりづらい点も特徴です。
彼岸花は赤いものが有名ですが、白いものもあります。もちろん、白い彼岸花も有毒性で、アルカロイドを持っているので、経口摂取などをした場合、腹痛などに襲われてしまいます。
彼岸花の別名や花言葉は?
儚げで切なく、どことなく妖しい雰囲気をまとっている彼岸花ですが、他にも呼び名があります。
彼岸花の別名は、死人花、幽霊花、毒花、地獄花などがあります。ちょっと不気味な感じがしますよね。
サンスクリット語では、曼珠沙華と呼ばれており、「天上の花」という意味合いもあります。めでたい意味もあるのは意外ですね。
そんな彼岸花の花言葉は、再開、諦め、独立、情熱などがあります。花の見た目やイメージよりも、ポジティブな意味合いもあることがわかりました。
彼岸花の花びらの枚数はいくつ?どんな花?毒があるって本当なの? まとめ
見た目が美しい彼岸花ですが、有毒性ですので、持ち帰るのはやめておいた方が良いでしょう。
特に、小さなお子さんなどがいらっしゃる家庭では、なるべく触らないように注意してあげてください。
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