秋を代表する果物といえば、オレンジの鮮やかな実が特徴の柿。
独特の歯ごたえと甘みが美味しい柿ですが、干し柿にすることでより一層その甘味を増すことができます。
はたして、干し柿のカロリーや糖質はどれくらいなのでしょう。
甘くなるだけでなく、保存にも最適な干し柿
秋の果物、といえば「柿」を連想される方も多いのではないでしょうか。秋口になると店頭にオレンジ色の実が並び、大きな木に実っている姿を街で見かけることもあるかもしれません。
柿といえばハリのある皮と、しゃくしゃくとした絶妙の食感、そしてなにより独特の甘みが美味しい果物です。そんな柿を古くから日本では「干し柿」とすることで、より一層、美味しく食べることができる和のスイーツにしてきました。
甘みが増し、それでいて保存にも優れている干し柿なのですが、こうなるとカロリーや糖質量はちょっと気になってしまうかもしれませんね。甘い食べ物であるだけに、ダイエットをする方にとっては天敵かもしれません。はたして、干し柿のカロリーや糖質はどれくらいのものなのでしょう？
甘い干し柿のカロリーと糖質
いくら体に良いと言われても、甘いものというのはどうしても簡単に太ってしまうイメージがありますよね。ましてや、甘みが強くなればなるほどカロリーや糖質も高くなってしまうように感じてしまうものです。
干し柿のカロリーは一般的に「100gで254kcal」と言われています。生の柿は約54kcalなのですが、やはりドライフルーツのように水分が抜けると、栄養が凝縮されてカロリーが高くなってしまいます。
一方、糖質はというと「100gで約65g」という数値。これも生の柿が約14gであることを考えれば、干す前と後では大きな違いがあります。一般的にドライフルーツは高カロリー、高糖質とされているものなのですが、これは柿についても例外ではなかったようですね。
うまく使えばダイエットに使える！
カロリーと糖質が高いと聞くと、ちょっとがっかりして食べる気が無くなってしまうかもしれません。しかし、実は干し柿は高い栄養素とは別に「ダイエット効果」を持っているということが、最近では明らかになってきました。
干し柿には「カキタンニン」という成分が含まれており、これは柿の渋みの素でありながら、高いダイエット効果を持つ物質でもあるんです。このカキタンニンは血液中のコレステロール値を下げてくれる働きがあり、中性脂肪を減らすことができるのです。
また、干し柿には非常に多くの「食物繊維」も含まれ、生の柿と比べてもその量は増大しています。食物繊維は腸を整え便秘解消に一役買ってくれるため、体内の老廃物や毒素を排出して、デトックスを行うことができます。一見するとカロリーや糖質は高い干し柿ですが、うまく使えばダイエットの強い味方になってくれるのです！
干し柿のカロリーはどのくらい？ 気になる糖質は？ まとめ
独特の甘みが美味しい干し柿ですが、やはりドライフルーツであるため栄養素も高く、それにともなってカロリーや糖質も高くなっています。
しかしながら、その実の中には良質な栄養素が含まれているということも、また事実でしょう。
特にダイエットを行う上では、干し柿が持つ様々なダイエット効果は見逃すことができませんよね。
摂取量をきちんと守ることで、干し柿の美味しさとそこに含まれる良質な栄養素を取り入れてみてはいかがでしょう。
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