野菜や果物などをご家庭の庭などで栽培する家庭菜園。
今では男女問わず、多くの方が楽しまれていますが、なかでも菜園の景観を考え「木箱」を使う方も多いようです。
家庭菜園に木箱を活用する際、どのようなことに注意すべきなのでしょう。
野菜を作り、庭も華やかになる家庭菜園
ご家庭の庭やちょっとしたスペースを使い野菜を育てる「家庭菜園」は、昨今では非常にポピュラーな趣味として多くの方が楽しまれています。お花や植物を植えて庭を彩るガーデニングとはまた違い、育てた野菜を収穫し、そのままご家庭でいただくことができるのは家庭菜園ならではのメリットです。植物を愛でながら育てるだけでなく、食事に活用できるのは非常に嬉しい点ですよね。
男性だけでなく女性でも、最近では家庭菜園を楽しまれるようになりました。どんどん慣れていくと、やがて菜園の景観にもこだわるようになり、野菜を育てる上で使うアイテムを選ぶのも楽しくなってくるかもしれませんね。なかでもワインなどを入れる「木箱」は木の材質が菜園と相性が良く、そのままプランターがわりに使われる方もおられるほどです。
プランター用として市販されている木箱もありますが、ご家庭にあるいらなくなった木箱をそのままリサイクルして使うのも、リーズナブルで助かりますよね。こういった木箱をDIYのようにプランターに作り変える際、どのようなことに気をつけるべきなのでしょう?
木箱という材質ならではの悩み
プランターを木箱に変えるだけでも、家庭菜園の見た目はぐっと変わってきます。もともと木箱も植物を使って作られていますので、相性が良いのは言うまでもないかもしれませんね。しかしながら、それゆえに木箱をプランターにするには、プラスチック製のものとはまた異なった悩みが出てきます。
やはり皆さん、気にされるのは「木箱が腐ってしまうのではないか?」ということです。プランターは当然土を入れ、種をまいて野菜などを育てていくためのもの。このため、必然的に水や湿気に触れることが大前提となってきます。こういったことから木箱をプランターとして使う上で、素材となっている木材が腐ってしまうのではないか? と、心配になってしまうようです。
もちろん、何も対策をせずにそのままプランターとして使用してしまうと、木箱が腐って壊れかねません。まずは底に穴を開け、さらに「網」などを引いた上から土をいれるようにしましょう。この辺りのノウハウはプランターの作りを参考にすると良いかもしれませんね。とにかく「水はけが悪い」という状態が木箱にとっては天敵です。心配な場合は、さらに箱の内側に「肥料の袋」など、ビニール製のものを巻きつけておくといった工夫も有効ですよ!
ちょっとした工夫で、木箱が長持ち!
実はほんのちょっとの工夫でも、やるとやらないでは木箱の保ち具合に格段の差が出てきます。例えば、土を入れるにしてもまず最初にネットをしき、次に「ゴロ石」と呼ばれる大きめの石を入れることで、水のはけを更に良くできます。内部に「層」を作り、水がよりうまく排出されるようにすることがポイントとなってきます。
また、木箱そのものに「コーティング」をしてしまうのも手ですね。たとえばバーナーなどで木箱の内側を焼いてしまうことで、水に対して強い材質に変えることができます。こうしてあぶるだけでも水への耐久性は変わりますし、なんなら外側もあぶって色を変えると、少し違った色味が出てコーディネートとしても活用できますよ。
もちろん、こういった工夫をしたとしても、長時間利用し続けると圧力や部分部分がもろくなってしまい、箱が変形してしまうときもあります。無理に使い続けると完全に壊れてしまい、育てていた植物までダメになってしまうと最悪ですよね。壊れかけかな、と思った場合は早めに新たなプランターや木箱に移し替えてしまうのが良いでしょう。
家庭菜園に木箱を活用する際の注意点とは? まとめ
木箱はプランターを置く土台として、そしてプランターそのものとしても違和感なく家庭菜園に組み込むことができます。
木の見た目も暖かいので家庭菜園をコーディネートするには便利なのですが、自然のものを使っている分、水や湿気には気を配る必要があるようです。
特にお庭においている場合、雨などにも晒されることは多いため、こういった対策をきっちりと行なった上で、菜園の中に取り入れましょう。
木箱特有の手軽さや温かみのあるデザインを、ぜひ、ご家庭の菜園に取り入れてみてください!
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