小学校の教室などで、メダカを飼っていたという方もおられると思います。とても小さくて可愛らしいですが、デリケートな生き物なので、死なせないように注意しないといけませんよね。
また、メダカの稚魚が食べられてしまうのを防ぐ方法はあるのでしょうか。今回は、メダカの稚魚の飼い方での注意点や、プラケースの使い方についてご説明します。
メダカの稚魚はなぜ食べられるのか?
メダカの赤ちゃんである稚魚が生まれるのは可愛らしいですが、食べられてしまう危険性もあります。メダカの稚魚はなぜ食べられてしまうのでしょうか。
まず考えられるのは、親メダカが稚魚を食べてしまうということです。特に何か意識して食べている訳ではないので、同じ環境で育てていると、共食いになってしまうこともあるようです。
孵化しても、針子は食べられやすい傾向にありますし、できれば隔離して飼ってあげるのが望ましいです。
メダカの稚魚が1cm-1.5cmになった時の注意点とは?
メダカの稚魚がだいたい目視で1cmから1.5cmくらいになったら、大きめの水槽に移動させてあげることが重要です。
この時期のメダカの稚魚は、ほぼ幼魚といって良いでしょう。育ち盛りの時期ですので、大きな水槽に入れてあげることで、体も大きく成長します。
もちろん、この大きさの時はまだ親メダカと一緒にしないよう注意してください。大きなメダカがいることでストレスを感じたりすると、成長に悪影響を及ぼしてしまいます。
メダカの稚魚へのプラケースやバケツの使い方とは?
屋内でメダカを育てるのならば、プラケースが望ましいです。プラケース自体はそんなに高くないですし、隔離するためにも稚魚用に用意してあげましょう。
プラケースにも、水草を入れてあげることで、小さな稚魚が隠れる場所を見つけて安心できます。
バケツの使い方ですが、まず水を入れておいて、水槽となるプラケースのところに1日おいてください。水温の上下が激しいと、メダカはストレスを感じてしまうので、同じくらいの水温にしてあげるためです。
メダカの稚魚が1週間、2週間、1ヶ月経った時にやるべき事とは?
では、メダカの稚魚が1週間、2週間、そして1ヶ月経った時にやるべきことは何なのでしょうか。
メダカは生まれた時、ヨークサックという栄養袋を持って生まれてくるので、最初の3日くらいは何も食べなくても生きられます。
ですが、1週間経つとメダカの赤ちゃんの数が減っていることに気がつくでしょう。これは餓死によるもので、餌を食べられない弱い個体だと死んでしまうのです。
なので、餌はきちんと稚魚用のものを与えるようにしてあげてください。稚魚でも食べられる大きさのものが売られています。
さらに2週間経つと、やはり弱い個体は死んでしまうことがあります。これは自然淘汰でもありますが、大きな餌が食べられない小さい体の稚魚には、稚魚用の餌を準備してあげましょう。
もし餌が取られてしまうようならば、赤ちゃんメダカを大きな個体とそうでない個体で分けてあげると良いかもしれません。
1ヶ月経つと、親メダカと一緒にしても大丈夫です。これくらいの大きさになると、流石に親メダカの口にも入らないので、食べられてしまうことはないでしょう。ですが、隠れ家としての水草はきちんと用意してあげてください。
メダカの稚魚が食べられるのを防ぐ方法とは?1cm-1.5cmになった時の注意点やプラケースの使い方は? まとめ
メダカを育てたいけれども、稚魚がすぐに死んでしまうとお悩みの方は、正しい飼育方法で育ててあげてください。
稚魚は必ず親から隔離して、大きくなってから同居させるようにしてくださいね。
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