シャクナゲは春の爽やかな季節に庭を綺麗に彩ってくれる植物で、日本ではツツジとして知られ身近な花でもあります。
シャクナゲが咲き誇るお宅の庭に憧れ、いざ我が家でも!と思ったときに迷うのが、鉢植えにすべきか直植えにすべきかという点でしょう。
各家庭の状況もありますので、自分の家にあった育て方でシャクナゲデビューしませんか?
シャクナゲは鉢植えと庭への直植えはどっちが良い?
盆栽をはじめとして、若い世代も鉢植えを楽しむ人が近年多くなっていますよね。
TVドラマでも、窓辺やベランダに置いた鉢植えに、朝起きて水を与えているシーンはほのぼのとした優しさが感じられます。
世話や管理といった面だけを見ると、鉢植えよりも直植えのほうが圧倒的に楽と言えるでしょう。
シャクナゲに限らず、樹木は直植えの場合、雨だけで事足りるので水やりを毎日しなければいけないということがありません。
しかし、鉢植えには鉢植えの良さがあり、鉢植えでも管理さえしていれば綺麗な花を咲かせてくれます。
賃貸のお部屋でも楽しめる鉢植えで、シャクナゲを育ててみるのも楽しいのではないでしょうか。
シャクナゲは室内でも育てられるのか?
シャクナゲは高山植物なので暑さには弱い性質を持っています。外で管理する場合は半日陰に、室内で管理する場合は西日が当たらない場所に置きましょう。
室内で鉢植えを管理する場合に気を付けたいのは、水の与えすぎ、それによる根腐れです。
暑さには弱いので、できるだけ朝日が当たる程度の涼しい場所に置くようにします。
土が乾いたらたっぷりと水を与える、その際に葉水もしてあげるといいですね。
シャクナゲは植え替えをしても大丈夫なのか?
シャクナゲは、植え替えによって成長を促進させてあげることができます。鉢植えの場合は、特に根詰まりに注意しなければいけないので、2年に1度を目安に植え替えてあげましょう。
その際に一回り大きな鉢にしてあげることで、シャクナゲの成長を手助けしてあげることができます。
シャクナゲを植え替えさせる場合に注意しないといけないことは?
植え替えは、初めてやるときはおっかなびっくりになるかと思います。やり方が悪かったら根付かない可能性もあり、それによってこれまでの苦労が水の泡に…!
因みに、シャクナゲ専用の土が販売されていますが、自分で配合する場合の目安として、赤玉土4:酸度未調整ピートモス3:鹿沼土小粒2:バーミキュライト1が基本となります。
シャクナゲを移動させる場合に注意しないといけないことは?
最も注意すべきことは、根を傷めないことです。
花によっては植え替えの際に古い根を切ったほうがよい品種もありますが、シャクナゲの場合根は切らず、根鉢の土を1/3程度崩して鉢底石を入れた鉢に植え替えます。
シャクナゲは深植えしないのが基本ですので、気を付けましょう。植え替え後の水やりはたっぷりとしてあげましょう。
シャクナゲを移動させるのに適した時期はあるのか?
シャクナゲの植え替えの適期とされているのは、3月~5月上旬と9月中旬~10月です。
春の植え替えは、芽が伸び始める前に行うようにしたいので、住んでいる地域によって若干の誤差が出てきます。
植え替えを考えている時は、暖かくなってきたらシャクナゲの芽を注意して見ておくようにしたいですね。
シャクナゲは鉢植えと庭への直植えはどっちが良い?植え替えはしても良い? まとめ
色とりどりの花に囲まれた生活は心を豊かにしてくれます。花に癒される生活を送るには、陰ながら努力も必要であることが理解できたのではないでしょうか。
シャクナゲの花を綺麗に咲かせられるかどうかはあなたの腕次第!ちょっとした注意で、きっと毎年綺麗な花を咲かせてくれることでしょう。
ブログランキングに参加しています。応援いつもありがとうございます!
コメント