カモノハシの赤ちゃんは卵胎生?カモノハシはなぜ卵を産むのか?

メダカなど水の生き物
スポンサーリンク

カモノハシは「生きた化石」と呼ばれています。その生態には不思議が凝縮!最も「???」となるのが、哺乳類なのに卵を産むこと。これは不思議ですよね。謎の生物カモノハシの生態に迫ってみましょう。

Sponsored Link



スポンサーリンク

カモノハシの赤ちゃんは卵胎生?

成長したカモノハシの大きさは約65~80cm。思ったより大きいですか?小さいですか?オスのほうがやや体つきは大きいです。

 

そして体重はオスが1~3kg、メスは0.7kg~1.8kg。これは軽いですね。オーストラリアの東側全域に住んでいて、平均寿命は21年です。

 

哺乳類にもかかわらず、カモノハシは卵を産んで孵化させます。卵を産んでから約10日~12日で赤ちゃんの誕生となります。ちなみに、卵を温め続けるのはメスの役目となります。

 

カモノハシはなぜ卵を産むのか?

哺乳類なのだから卵を産むこと自体が特殊と思われるでしょう。しかし、これには理由があります。

 

哺乳類の歴史は「爬虫類」から始まっています。これが「哺乳類型爬虫類」です。哺乳類は母乳で育ち、かつ肺呼吸をするということが定義とされています。つまり、元々哺乳類の祖先は卵を産んでいたということになります。

 

カモノハシは、とても原始的な生体で現代まで生き延びているため、今も子供は卵で産み、その後母乳で育てているというわけです。確かに「生きた化石」ですよね。

 

カモノハシは、6500万年前には既に存在していたとされています。カモノハシ誕生がはっきりしていないわけですが、恐竜よりも古い歴史があるのではないかと言われているほどです。

 

カモノハシの遺伝子は、鳥類や爬虫類、哺乳類、全ての遺伝子が組み込まれているのです。それってどういうこと?と疑問に思いますよね。それは、太古の昔からカモノハシが存在していたのではないかということに繋がるわけです。

 

Sponsored Link



カモノハシには毒がある?!

動きが可愛らしいカモノハシ。実は毒を持っているんです。毒を持つのはオスに限られていて、前足の付け根の蹴爪に毒が潜んでいます。

 

この毒が曲者で、想像以上に強力!犬なら死に至らしめるほどの威力です。対人間なら、数週間~数ヶ月痛みに苦しむことに。モルヒネなど鎮痛剤も効かず、悲惨な目に遭ってしまいます。

 

海外旅行などでカモノハシに接する機会があったとしても、決していたずらなどして怒りを買わないようにしてくださいね。

 

Sponsored Link



カモノハシの赤ちゃんは卵胎生?カモノハシはなぜ卵を産むのか? まとめ

いかがでしたか?カモノハシの不思議な生態に興味が沸いたでしょうか。生きた化石と呼ばれるにふさわしい歴史がありましたよね。

 

哺乳類なのに卵を産み、孵化させて母乳で育てる。ちょっと羨ましいと思った人もいるのではないでしょうか。過去にとある女優さんが妊娠した時に「卵で産みたい」と言ったことが話題になりましたが、私も!と思った女性はかなり多いはずです。

 

カモノハシが古来の生態を維持し続けているように、もしかしたら同じような生態で未だ発見されていない動物がいるかもしれませんよね。そんなロマンを抱きつつ、カモノハシに思いを寄せて頂ければ幸いです。

 

ブログランキングに参加しています。応援いつもありがとうございます!


人気ブログランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました