みょうがを食べ過ぎるとバカになる。どんな由来でそうなったか。

雑学関連
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”みょうがを食べ過ぎるとバカになる。”

 

 

よく聞く文言ですよね。

 

 

結論から言うと、バカにはなりません。

 

 

まあ、ほとんどの人が、
そんな事はないと考えていると思います。

 

 

食べてからすぐ寝ると牛になる。
と、よく母親から言われましたが、
牛にはなりせんでしたよね。

 

 

言い伝えやコトワザのたぐいです。
文言に対いしては、真意は別にあるのでしょう。

 

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みょうが(茗荷)を食べ過ぎるとバカになる の由来はいくつかあります。

代表的なものとして、
仏教の始祖お釈迦様の弟子で
周利槃特(しゅりはんどく)という
大変優秀な弟子がいました。

 

 

かなり、お釈迦様も目にかけていた人物で、
優秀だったのでしょう。

 

 

しかし、世の中には百点満点の人物は、
この世の中には存在しない。

 

 

そういったことなのでしょうか。

 

 

他の事は百点万点にできる人物なのに、
なんと、自分の名前は覚えられなかったのです。

 

 

これには、お釈迦様は困ったことでしょう。

 

 

考えた結果は、周利槃特に、
名札を付けさせればよい、
となったのです。

 

 

その名札は名荷(みょうが)と呼ばれていました。
しかし、それでも自分の名前は、覚えられなかったようです。

 

 

その周利槃特(しゅりはんどく)の死後、
墓に生えた草が茗荷(みょうが)といわれ、
人々に食されたようです。

 

 

先ほどの名札の名荷の名の字に対して、
墓に生えた草を表す草冠を付け、
茗荷(みょうが)と呼ばせた。

 

 

この辺が、この植物名の由来といえるでしょう。

 

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また、古典落語で人気のある茗荷宿
という演目も、バカになる物忘れが
酷くなるという文言を広めることに一役買っていることでしょう。

 

 

宿屋を営んでいる夫婦が、
宿泊してる客が大金を持っていることを知ります。

 

 

大金に目がくらんだ夫婦は、
その金を宿に預けさせます。

 

 

そして、その事を忘れさせようと悪だくみ。

 

 

宿に沢山ある茗荷を沢山食べさせ、
金を預けた事を忘れさせようとします。

 

 

この落語が作られ時点で、
茗荷を食べるとバカになる、
物忘れが酷くなる
の文言が使われていたと思われるますが、
この落語の流行が一層広めることなったことでしょう。

 

 

オチとして、大金を忘れさすことはできませんでした。

 

 

茗荷は効かなかったのか?
と聞く女将さんに対して、
旦那は効いていると答えます。

 

 

何を忘れたのかと
聞く女将さんにたいして、
旦那は宿代を払うの忘れて出て行ってしまった。

 

 

茗荷を食べるとバカになる
物忘れひどくなる。
このオチが一般庶民に広まっていったことでしょう。

 

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みょうがを食べ過ぎるとバカになる。どんな由来でそうなったか。 まとめ

みなさんも感覚的に
理解しているでしょうが、
みょうがを食べ過ぎても問題ありません。

 

 

なぜ、そう言われるようになったか、
由来を理解し、おいしくいただきましょうね。

 

 
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