じゃがいもの芽に毒素があるということを知っている人は多いと思いますがじゃがいもの緑っぽいところにも毒素が含まれています。少量であれば食べても問題ありませんが…50mg以上食べてしまうと食中毒の症状が出る可能性があるので注意が必要です。
じゃがいもを保存するときは涼しくて暗い場所を選びましょう!さらに食べるときは皮をむき、芽と緑色の部分を取り除くようにしましょう。
じゃがいもの緑っぽいところは食べても大丈夫?
少量であれば問題ないようですが、大量に食べてしまうと食中毒を起こしてしまうことがあるようです。その症状には吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、脱力感、めまい、呼吸困難などがあります。
じゃがいもの緑っぽい部分には毒素があるの?
じゃがいもの緑っぽい部分には毒素があります。その毒素はソラニンとチャコニンです。このソラニンとチャコニンはじゃがいもの芽に多く含まれている成分です。そのためじゃがいもの緑っぽい部分には芽ほど多くの毒素は含まれておりません!
なぜ緑色のじゃがいもになってしまうのか?
なぜ緑色のじゃがいもになってしまうのか?
緑色のじゃがいもになってしまう原因は太陽にあたり過ぎてしまうことです。じゃがいもは光に当たっていると毒素が増えてしまうので保存する場合は涼しくて暗い場所をおすすめします。そうすることで緑色っぽくならず長く保存することが出来ます。
ソラニン・チャコニンとは?
ソラニンとチャコニンは「グリコアルカロイド」という物質の一種でこの物質が食中毒を起こす原因になります。緑色っぽくなっていないじゃがいも100gには約7.5mgのソラニンとチャコニンが含まれていますが、その3~8割くらいが皮の周辺にあるので皮をむいたときに多くのソラニンとチャコニンを取り除くことが出来ます。
それに比べて緑色っぽくなったじゃがいも100gには約100mg含まれていると言われています。
ソラニン・チャコニンを摂取した際の症状と摂取量とは?
ソラニンとチャコニンを50mg以上摂取した場合その20分後に以下の症状が出る可能性があります。
①吐き気
②嘔吐
③下痢
④腹痛
⑤脱力感
⑥めまい
⑦呼吸困難
ソラニン・チャコニンの食中毒の防ぎ方とは?
じゃがいもを育てるときはじゃがいもが太陽にあたらないようにしっかりと土をかぶせておきます。さらにしっかりと育っていないじゃがいもには毒素が多いのでしっかり育ったじゃがいもを収穫します。収穫後は涼しくて暗い場所で保管し、食べるときは皮をむき、芽や緑色っぽくなっているところはきれいに取り除きましょう!
じゃがいもの緑っぽいところは食べても大丈夫?毒素はあるの? まとめ
じゃがいもの緑っぽいところには毒素が含まれており、その毒素はソラニンとチャコニンで「グリコアルカロイド」という物質の一種です。
このソラニンとチャコニンを50mg以上食べてしまうと以下のような症状を起こす可能性があります。
①吐き気
②嘔吐
③下痢
④腹痛
⑤脱力感
⑥めまい
⑦呼吸困難
ソラニン・チャコニンの食中毒の防ぎ方は以下の通りです。
①育てるときしっかりと土をかぶせる
②しっかり育ったじゃがいもを収穫する
③涼しくて暗い場所で保管する
④食べるときは皮をむき、芽や緑色っぽくなっているところはきれいに取り除く
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