しめ縄を12月31日に飾ってはいけない、そのわけとは?

生活
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元旦になると、玄関や車のバンパーなどに
飾られる「しめ縄」。

 

 

古くから日本では縁起物とされてきた
しめ縄ですが、12月31日に飾るのは
あまり良くないとされています。

 

 

はたしてこれは、どういった
由来があるのでしょうか。

 

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めでたい日に飾るしめ縄

昔から日本では年が明けた元旦を、
様々な方法で祝ってきました。

 

 

おせち料理や鏡餅、
神社で初詣と様々な行事も執り行われます。

 

 

そんな中、元旦に「しめ縄」を飾っている
姿を目にすることも多いのではないでしょうか。

 

 

家の玄関先であったり、
車のバンパーに飾ったりしますよね。

 

 

めでたい日の縁起物として定着している
しめ縄ですが、これは日本神話にその
由来があったのです。

 

 

いわゆる「天岩屋戸」という物語に
しめ縄は登場します。

 

 

太陽の神である「天照大神」が
岩屋に引きこもってしまった際、
神々はあの手この手で天照を外に呼び出すのですが、
その際、二度と岩屋に戻らないように扉をしめ縄で
封じてしまいました。

 

 

この出来事が由来となり、昔から
しめ縄は縁起物として扱われてきたようです。

 

 

しめ縄を飾るべきではない日付とは?

めでたい日を祝う意味で飾られるしめ縄ですが、
実は飾るにはふさわしくない日付があります。

 

 

それは一体、いつなのでしょう?

 

 

まず有名なのは12月31日で、
まさに年の最後の1日です。

 

 

あと1日で元旦なんだから、
準備としては最適なのでは、
と思ってしまいますよね?

 

 

これは実は「一日飾り」や「一夜飾り」と
呼ばれており、古くから縁起の悪い飾り方と
されてきたのです。

 

 

実は、新年の神様は12月31日の早朝から
家に来られる、とされています。

 

 

このため、31日に飾ったのでは
神様が来るまでに間に合わず、
お迎えするという意味では不適切なのです。

 

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他にもある、しめ縄を飾るのに適さない日付とは?

12月31日以外にも、実はしめ縄を
飾るべきではない日が存在します。

 

 

それは12月29日で、先ほどの
「神様をお迎えするため」という意味では
早めに飾るのは良いようにも思いがちです。

 

 

しかしながら、この日は29日が
「二重苦」と読めてしまうため、古くから
語呂合わせの観点で良くない日と
されてきたのです。

 

 

古来から日本ではこういった言葉の
「語呂」というのも重視されてきました。

 

 

このため、せっかくのめでたい縁起物を
不吉な響きの日に飾るというのは、
その効果を十分に発揮できない、と
考えられてきたのです。

 

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しめ縄を12月31日に飾ってはいけない、そのわけとは? まとめ

しめ縄は「神様を迎えるためのもの」という
神聖な意味があります。

 

 

今回ご紹介した日付は、どちらもそれを
損なってしまう、という観点から
あまり良くない日付とされているようですね。

 

 

これに加えて、日本では地方でも
様々な風習・風土が根付いているため、
地域ごとに異なった「厄日」があるかもしれません。

 

 

しめ縄を飾る前には、一度
お住みの地域について調べてみると、
良いかもしれませんね。

 

 

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