しつけと年収は関係がある？ 重要になってくる「非認知能力」とは？

しつけと年収は関係がある？重要になってくる「非認知能力」とは？

育児

2018.07.09 2018.02.14

常識ある大人に育ってもらうためにも、
子供へのしつけは、小さい頃から
きちんと行っておきたいもの。

このしつけが、実はその子が成長した後の
年収にも影響がある、ということを
ご存知でしたでしょうか。

しつけと年収の意外な関係性について、
ご紹介します。

しつけと年収の意外な関連性とは？

子供は元気で健やかに育つのはもちろんですが、
やはり常識を持ったしっかりとした大人に
育ってほしいですよね。

そのためには、幼い頃から人としてのルールや
マナーを学ばせる「しつけ」は必要不可欠です。

頭が良くて賢いだけでなく、
性格や常識、人としての「心」を育むのも
非常に重要なポイントです。

この「しつけ」ですが、実は
その子供が将来大人になってから、
仕事に就いた際の「年収」に影響がある
ということをご存知だったでしょうか？

しつけと年収なんて、
一見、無関係に思えますよね？

ですが実はしつけの内容によって、
将来年収に８６万円もの差が生まれることが
昨今の研究で明らかになったのだとか。

この額は年収としては、かなりの差になります。

一体、しつけは将来の年収に、
どのように関係してくるのでしょう？

しつけと年収の、意外な関係性について
調べてみました！

重要になってくる「非認知能力」とは？

算数や国語、社会といった分野は
いずれ小学校や中学校などの
学び舎で身につけていくことができます。

では「しつけ」で身につくものは、
どういった分野なのでしょう？

しつけで身につく学力以外の力は、
「非認知能力」と呼ばれています。

これはその子が持つ、やり抜く力や意欲、
忍耐力や自制心といった領域の能力なのです。

何かに取り組む時の粘り強さや、
目標を達成するための行動力などに
大きく影響してくるのです。

確かに、これはなかなか「科目」としては、
学校では教えてくれない分野ですよね。

しつけはこういった人間性に大きく影響し、
子供が成長し大人になった際、
仕事に向き合う場面で関係してきます。

いざ仕事に取り組む時に、
興味が持てなかったり、忍耐がなかったり、
そもそも仕事を成し遂げれないと結果を出せず、
その人の給料にも響いてきます。

結果、しつけによって作られた性格が
将来の年収を左右する、というわけです。

どういった「しつけ」が重要なのか？

では、将来多くの年収を手に入れるためには、
どういったしつけを子供に与えてあげる必要が
あるのでしょう？

これには、ある４つのポイントがあります。

それは、以下のようなものです。

・嘘はついてはいけない
・他人には親切にする
・ルールを守る
・勉強をする

どうですか。一見すると、
人として当たり前のことのように見えますよね。

ですが、
この４点をしっかりしつけれているかどうかで、
子供が持つ人間性は、大きく変わってくるのです。

また、これに加えて
「努力の中身を褒めてあげる」という姿勢も
非常に重要です。

ついつい、
人間は結果にばかり目を向けがちですが、
何かをやり遂げるためには、
その過程を大事にしなくてはいけません。

仕事をズルをしたり手を抜いたりして
完成させるのではなく、
しっかりと向き合い、過程をを努力するためには
上に挙げたようなしつけの姿勢が、
なにより重要になってきます。

また、近年の研究では「やり抜く力」と
「IQ」にはあまり関係性がないんだとか。

生まれ持った知力の有無よりも、
子供が育っていく上での環境や、
そこで学べる内容こそが、重要ということですね。