しつけとは何か。親の責任はどこまであるの?

育児
スポンサーリンク

しつけとは、社会で生きていくためのモラルと
理性を教えるという事だと思います。

 

 

人として絶対にやってはいけないルール、
そして感情をコントロールする事を、
感情的ではなく理論的に教えていかなければなりません。

 

 

そのためには、まず、子どもと親とのスキンシップが
とても重要になるのではないでしょうか。

 

 

信頼し信頼され愛情をたっぷりと注がれた子どもは
無条件で自分を肯定することができ、
そして、自分を愛するように他人をも愛する事が出来るようになります。

 

 

親の責任という意味では法的には
20歳までと言われていますが、
その躾が出来なかったとういう事に対しては
親の責任は一生付きまとう事となります。

 

 

本来持って産まれた性格に、
環境的要素が加わって人は初めて完成されるのです。

 

Sponsored Link



スポンサーリンク

しつけをする前に親としてやらなければならない事とは

それは自己肯定出来る人間を育てる事です。

 

 

そのために最も必要な事は、
無条件に誰かに愛される
という事が大切だと思います。

 

 

誰かに愛されて育つという事は
自分を愛せる=自分を肯定出来る事だと思うのです。

 

 

そして、その自己肯定は決自分の考えでなくてはなりません。

 

 

周囲から認められるから自分を愛せる
ということではなく
自分が自分を認められる、
という事が大切なことだと思います。
その為にはどうすればよいのか。

 

 

ただ自分が自分を認めればよいのです。
例:
今日はどうだった?

 

 

うまくいった。
そう。がんばったからうまいくいったのよね。

 

 

うまくいかなかった。
そう、どうしてうまくいかなかったのかな。
○○だったからかなあ。
じゃあ、次は○○しようね。

 

 

など

 

 

このように、一緒に共感して自分に評価をつけさせるのです。

 

 

プラスの場合もマイナスの場合もどちらにしても、
認めるというのが大事です。
その、自己肯定をふまえて躾は一貫したルールのもと
行われるべきだと思います。

 

 

しつけとは

しつけの種類として2つあると思います。
①人間として社会生活を営むに当たってモラルを教える事
②感情をコントロールする(理性)事を教える事
です。

 

 

しつけをする際に一番に考えなければならないのはその叱り方です。

 

 

叱るという行為は叱る側にも一貫したルールがなければなりません。

 

 

一貫した理由がなければ、それは叱っているのではなく
ただ感情をぶつけているだけ、つまり
怒っている事になります。

 

 

自分の機嫌や感情で怒ってはいけません。

 

 

次に感情のコントロールです。

 

 

子どもの要求、欲求とわがままとは違います。
子どもの要求や欲求ははかりしれません。
それは自我の表れでもありますので
ある意味喜ばしい事です。

 

 

しかし、その欲求を通したいからと
ルールを守らなかったり
周囲の状況を顧みず自分の要求を
満たそうとするのは単なるわがままです。

 

 

その見極めが大切です。

 

 

理屈にあわない要求や欲求は一貫して通さないという事

 

 

これが理性(感情のコントロール)を養うことへの第一歩だと思います。

 

 

よく店に行って駄々をこねて
床に寝っ転がっている子どもを見かけますが
あれは、子どもが要求をのんでもらおうとする常套手段です。

 

 

おそらく、違うシチュエーションで
そうすれば欲求が叶った事があったのでしょうね。

 

 

駄々をこねたら要求が通ったり
通らなかったり一貫していないから
子どもがなんとかして要求を通そうと頑張るのです。

 

 

駄目なものは駄目!!

 

 

その辺りは、子どもさんと良く話をして
妥協できるところは妥協して
一貫したルールを作るということもお勧めします。

 

Sponsored Link



性格とはなにか

子どもの性格には3つあります。
知能
社交性
神経性です

 

 

学力とは机上の上の事ではなく
あらゆる出来事に対して
考えて学習して問題解決を図ろうとする事です

 

 

社交性とは感情表現が豊かで、
周囲の環境にうちとけやすいということです。

 

 

神経性とはストレスを受けた時の感受性の強弱のことです。

 

 

これらは親から受け継いだ
遺伝子を多分に受けやすく
形成されているといっても過言ではありません。

 

 

持って生まれたものもあるので、
変わりませんが
それを鍛えることは外的環境によってできるでしょう。

 

 

これらの持って生まれた性格を把握したうえで、
社会に出てどうやっていきていくのかを
教えるのがしつけの始まりなのです。

 

 

小学生までにやっておきたいしつけとは?

小学生の間は、多少反発しても親には
絶対服従という所があります。

 

 

この間に、ある程度のモラルは
教え込まなければなりません。

 

 

でもモラルって教え込む物でもないんですよね。

 

 

自然とある程度は見につくものなのです。

 

 

その為には教える側が、ある程度親の方も
モラルを持っていなければならないと思います。

 

 

幼稚園に子どもを迎えに来たママさんたちが
道端でおしゃべりをしています。

 

 

周囲で遊んでる子どもが道路へ飛び出して
追いかけっこをして遊ぶので通行中の
自転車の人が注意をしました。

 

 

すると、親が
「ほら、怖いおじさんが怒っているからやめなさい。」
と子どもをたしなめました。

 

 

良くあるたとえ話ですが
これでは、怖いおじさんが怒ってなければ
走り回っていいと判断しかねません。

 

 

違いますよね。
道路に飛び出す事は危険な事だし、
道路は遊ぶところではないのですから。

 

 

これは常に守らなければならない事=一貫したモラルです

 

 

そういった事をしっかりと教えなければなりません。

 

 

しかし、なぜ子どもは道路で遊んでいたのでしょうか。

 

 

そこが問題です。
親が道端で話をしてる事自体が問題なのです。
挨拶程度なら構わないですけど、子どもがあきて
道路へ出て遊び始めている時間といえば
長時間そこで話していたのではないでしょうか。

 

 

道端は立ち話をする場所ではありません。
それなら
場所を移すとか公園へ移るとか、家で話すとか
親の側もそういうモラルを考える必要がありますよね。

 

 

思春期のころのしつけについて

思春期に入ってくると一般的なモラルというのはほぼほぼ
備わってきているでしょう。

 

 

しかし、このころになると、
子どもは自分の価値観を持ち始めます。
物事を客観的に見つめ始め親や社会に
対しても批判的な態度をとり始めます。

 

 

してはいけない、という事を理解していても
あえてモラルを破ってみたいという衝動に駆られやすい時期です。

 

 

そこは成長の過程でもありますので、
ある程度子どもの意思を尊重しつつも
駄目なものは駄目と毅然としなければならない所は
一貫しなければなりません。

 

 

少し道にそれたとしても、きちんと一貫して
モラルを教えてきたならば
ちゃんと修正して戻ってきますので、
言う事をたとえ聞かなかったとしても
一貫した態度は取り続ける事が大切です。

 

Sponsored Link



しつけとは何か。親の責任はどこまであるの? まとめ

愛情をたっぷりうけて育った子どもは
自分を肯定できます。

 

 

自分を肯定出来る人間は
自分に自信を持っています。
ですので、無意識に責任の取り方を知っているものです。

 

 

親が責任を負うのは法律上では20歳までです。

 

 

しかし、社会人として世の中に出れば、
それから先は
自分で責任もって行動して欲しいものです。

 

 

そして、新しい家庭をもった時点で
親としての責任は果たしたといえるのではないでしょうか。

 

 

しかし、いくつになっても子どもは子どもです。
責任を持つまでもなく、死ぬまで親として
見守っていかなければならないと思います。

 

しつけに関して、

こちらの記事でも紹介していますので、

併せてご覧くださいね!

 

“https://happy-familylife.com/archives/892”

 

“https://happy-familylife.com/archives/1163”

 

 

下のボタンを1日1回クリックしていただけると、とても励みになります。
(人気ブログランキングに移動します。)
あなたの応援をいつも心から感謝していますm(_ _)m

人気ブログランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました