さつまいもは70度で焼くと甘くなる? その真相は??

料理
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さつまいもは焼くことでホクホクした果肉と、
独特の甘さが出ることから、寒い季節には
定番のスイーツになります。

 

 

そんな「焼き芋」ですが、
甘さを最大限に引き出すための
温度調整が存在することをご存知でしたでしょうか。

 

 

ぜ70度で焼くことで、
さつまいもはより一層、甘くなるのでしょう。

 

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冬といえばやっぱり焼き芋

寒い時期の食べ物、というと色々なものが
思い浮かぶかもしれませんが、やはり「焼き芋」も
その一つでしょう。

 

 

特に、熱した石の中でさつまいもを焼いた
「石焼き芋」なんかは、街中で屋台を使って
売られたりもしますよね。

 

 

ホクホクとした黄色い果肉と、
そこから溢れ出る蜜の甘さは
一度味わったら病みつきになってしまいます。

 

 

そんな冬の定番スイーツである「焼き芋」ですが、
なかなかご家庭で作ると、お店で作るような
あの甘さを表現するのが難しかったりします。

 

 

ただ焼いただけだとパサついてしまったり、
甘さが抑えられてしまったりと、実は美味しい
焼き芋を作るのにもコツが必要だったのです。

 

 

はたして、どうやったら甘く美味しい焼き芋を
作ることができるのでしょう?

 

 

あまり知られない、焼き芋づくりの
秘訣についてご紹介します!

 

 

焼き芋が美味しくなる秘訣!鍵を握るのは「温度」

そもそも、なぜ焼き芋は「焼く」という単純な
調理方法だけで、あそこまで甘くなるのでしょうか。

 

 

特殊な蜜や調味料を使っているわけではなく、
あの甘さは正真正銘、さつまいも自体が持つ甘みなのです。

 

 

実は、さつまいもの成分は熱を受けることによって
甘みが引き立つという独特の性質を持っています。

 

 

さつまいもには元々、大量の「デンプン」が
含まれているのですが、このデンプンは熱を受けると
「糊化」という変化を起こします。

 

 

糊化が進むと、やがてデンプンにアミラーゼという酵素が
作用しはじめ、最終的には「麦芽糖」という物質に
変化します。

 

 

糖という名前が指し示す通り、この麦芽糖こそが
焼き芋が持つあの強い甘みと蜜の正体だったのです。

 

 

糊化は熱を与えることで2段階に分かれており、
このためにはある一定の温度を保つ必要があります。

 

 

その鍵となるのが60〜70度という温度で、
この温度を超えてしまうと逆に甘みが抑えられて
しまうのです!

 

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サツマイモの甘い焼き芋の作り方

焼き芋という名前で呼ばれてはいますが、
とにかく炎で焼けばいい、というわけではなかったようです。

 

 

鍵を握るのは60〜70度という適温ですが、
ようはこの温度を保ち「糊化」を起こしてやることで、
甘い焼き芋が作れるのです。

 

 

そして、実はご家庭でもこの「糊化」を
起こすことは可能です。

 

 

まずはアルミホイルで包んださつまいもを
石を敷き詰めた鍋に入れ、1〜2時間、とろ火で焼きましょう。

 

 

この「石焼」の工程でいもが柔らかくなったら、
糊化が始まっている証拠です。

 

 

ここまできたら、今度はいもを70度前後のお湯と一緒に
「炊飯器」に入れ、保温で4時間待ちましょう。

 

 

お湯から出したら、最後に再び石焼に。

 

 

この際、アルミホイルを開けることで水分を外に逃がし、
1〜2時間、低温で焼きます。

 

 

時間はかかりますが、それでもこれらの工程で
じっくりとさつまいもを焼くことで、
最終的には身から甘さを含んだ蜜が染み出してきます!

 

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さつまいもは70度で焼くと甘くなる? まとめ

「焼き芋」というとシンプルな調理法に
思えますが、本当に甘い焼き芋を作るためには
しっかりとした秘訣があったようです。

 

 

70度という低温を保ち、じっくりと焼いていくことで
お店で味わうような蜜がたっぷりと染み出した
甘いさつまいもを味わうことができます。

 

 

なかなか時間はかかってしまいますが、
道具はどれも簡単なもので作ることができますよ。

 

 

今回ご紹介した「適温」を参考に、
是非ご家庭でも甘い焼き芋を作ってみてください!

 

 

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