赤色ばかりではない? オレンジ色の「彼岸花」

雑学関連
スポンサーリンク

秋頃になると各地で花を咲かせだす彼岸花。

 

 

炎を連想させる赤色と独特の花弁が特徴的で、
その怪しい見た目から不吉な花ともされています。

 

 

そんな彼岸花ですが、実は「オレンジ色」のものが
あるということを、ご存知でしたでしょうか?

 

Sponsored Link



スポンサーリンク

不吉な花とされる彼岸花

秋になると各地で「彼岸花」を見かけることが
多くなってくるかもしれません。

 

 

細い茎の先端に、まるで「炎」のような赤い
花を咲かせる彼岸花は、昔から日本では
「不吉な花」とされてきました。

 

 

彼岸花の別名は「死人花」や「地獄花」など
どれも物騒なものが並んでいます。

 

 

実はこれには明確な理由があり、
彼岸花が持っている「毒」の危険性が
由来だったようですね。

 

 

特に彼岸花は球根に強い毒を持ち、
このことから地中を進む害獣から
田んぼや墓地を守るために利用もされてきたのです。

 

 

このため、墓地に群生する彼岸花を見て、
「不吉な花だ」と思われるようになってしまった、
ということなのです。

 

 

そう考えると、ちょっとどこか
不憫な花にも思えてしまいますよね。

 

 

実は彼岸花は赤色だけではない

不吉な花として人々には嫌われがちな彼岸花ですが、
その特性を理解した上で、あえて庭に植える方も
おられます。

 

 

気をつけて扱えば彼岸花の毒は
そこまで危険というわけではなく、
他の花にはない独特の見た目をしているということから
好まれる方もおられるようですね。

 

 

ところが、実はこの彼岸花に「赤色」以外の
色があったことをご存知でしたでしょうか?

 

 

ポピュラーなのはやはり炎のような「赤」ですが、
これ以外にも「オレンジ」のものも群生しています。

 

 

オレンジ色の彼岸花は、別名「キツネノカミソリ」と
呼ばれ、そのオレンジ色が狐の体毛の色を
連想させます。

 

 

このオレンジ色の彼岸花ですが、本来の彼岸花が
秋に開花するのに対し、こちらは夏咲きでしかも
花びらが反り返らないという特徴があります。

 

 

球根や花も小さめであることから、
一見すれば別の花に見えてしまうかもしれませんね。

 

Sponsored Link



まだまだある「色違い」の彼岸花

赤だけでなく「オレンジ」も存在する彼岸花ですが、
実は色違いの彼岸花はこれだけではありません。

 

 

元々の赤色をさらに怪しくしたような「緋赤」や、
それこそ不吉な印象を強くした「黒赤」などもあります。

 

 

これらは突然変異によって生まれたもののようで、
通常の彼岸花より弱い性質を持っています。

 

 

また、オレンシ色のものを「キツネノカミソリ」と呼ぶ
ことをご紹介しましたが、これよりも一回り大きく、
さらに「ピンクがかったクリーム色」をしているものを
「オオキツネノカミソリ」と呼びます。

 

 

こちらは開花が7月頃で、
上手に育てるのがかなり難しい、繊細な花のようです。

 

 

また、本来の赤色とは完全に印象が異なる「白」の
彼岸花もあるのです。

 

 

別名「アルビフロラ」と呼ばれ、花びらの形も
通常のものより大きかったり、フリルのようになっていたりと
とても可愛い印象の花になっています。

 

 

ついつい「赤色」が目立つ彼岸花ですが、
様々な色や形状のものが存在しているのです。

 

Sponsored Link



赤色ばかりではない? オレンジ色の「彼岸花」 まとめ

彼岸花といえば燃えるような「赤」を
連想しがちですが、実はこれ以外にも
様々な色のものが咲いており、その開花時期も
異なっているようですね。

 

 

なかには形状まで変わってしまうものもあり、
もしかしたら知らず知らずのうちに
別の花と思い込み、目にしているのかもしれません。

 

 

彼岸花には確かに毒がありますが、
きちんと性質を理解することで、家庭用の
花として植えることも可能です。

 

 

もし機会があれば、お好きな色の彼岸花を
お庭に植え、観賞用として楽しんでみては
いかがでしょう。

 

 

下のボタンを1日1回クリックしていただけると、とても励みになります。
(人気ブログランキングに移動します。)
あなたの応援をいつも心から感謝していますm(_ _)m

人気ブログランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました