なめらかな舌触りから、チョコレートの中でも人気の高い生チョコ。
バレンタインなどでも大活躍の生チョコですが、どうしても自作しようとするとベタベタして固まってくれなかったり。
一体、何が原因なのでしょうか?
生チョコづくりで厄介な「ベタベタ」
近年では様々なチョコレートが市販されていますが、中でも「生チョコ」は非常に人気も高く、贈り物などにも多く選ばれています。
生チョコとは、通常のチョコレートに生クリームや洋酒を練りこむことで、柔らかい食感を出したもののことです。
普通のチョコよりも水分が多いため、あまり日持ちはしないという特性がありますが、それでも硬いチョコとは一味違ったまろやかな舌触りは非常に人気が高いです。
大事な人にチョコを贈るバレンタインなどには普段とはちょっと違うプレゼントとして、高級な生チョコを贈られる方も多くおられます。
特別な気持ちを込めて生チョコを自作される方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に自分の手で作ろうとすると、どうしてもチョコが固まってくれずベタベタになってしまいます。
一体これは、何が原因なのでしょうか?
生チョコが固まらない理由とは?
生チョコは普通のチョコよりも柔らかいものですが、かといえ固まらずベトベトした状態では台無しです。
これには、大きく分けて三つの理由があります。
まず一つは「チョコと生クリームの比率」を間違えていた、ということです。
チョコの量が少ないと、水分量が勝ってしまい、どうしてもうまく固まってくれません。
そして二つ目に、たとえ比率は合っていたとしても「植物性の生クリームを使った」場合は、うまくいかないことが。
動物性のものよりもチョコが固まりにくく、想定している比率よりも適量が変わってきてしまいます。そして最後に「製菓用のチョコを使っていない」ということが考えられます。
これは多くの方がやってしまいがちですが、市販のチョコレートを溶かして固め直すと、うまくいかないことは多いようですね。市販のチョコには「カカオ」の成分が少なく、このせいでチョコが固まろうとする力が弱くなってしまっているのです。
ベタベタの生チョコを復活させる
せっかく作った生チョコが固まらないとがっかりしてしまいますが、かといってそこで諦めてしまうのはもったいないです。適切な方法をとれば、再び生チョコを復活させることが可能なのです。
切り分けれないくらいベタベタの生チョコは、一度冷凍庫に入れて、1〜2時間ほど放置してみてください。
チョコの比率が微妙に間違っていた程度ならば、冷凍庫で一気に固め、ココアパウダーなどで表面をコーティングすれば、そこまでおかしな出来にはなりにくいです。
それでもダメならば、一度チョコを湯煎して溶かし、チョコを足してやると良いかもしれません。
結局のところ、チョコが持つ「固まる力」が足りないので、それを足してもう一度固め直してやることが重要なのです。
生チョコがベタベタになる理由とは?? まとめ
生チョコは美味しく舌触りもなめらかですが、その分、手作りする際にはチョコの比率を守るなど適切な手法が必要になってきます。
少し自作には難易度が高いですが、大切な人に贈るものであれば、なんとか完成させたいものですよね。
たとえ一度失敗したとしても、適切な方法をとればしっかりとした生チョコに戻すことは可能です。
特別な方への贈り物に、また素敵なお菓子作りに生チョコ作りのコツを役立ててください!
次は、生チョコは常温で保存できるのか?という事について紹介しますね。
→ 生チョコは常温保存が可能なのか?もし溶けたらどうしたらいい?
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