燻製チップが燃えないのはなぜ?原因と対処法をやさしく解説

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燻製チップに火をつけてもなかなか燃えない!いままでうまくできてたのにどうして?まだ燻製初心者だったときなかなか煙が出なくてコツを掴むまでひといき時間がかかりました。

今回は煙の出ない原因や保管方法、煙が出ないときの対処法をお話しします!

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燻製チップが燃えない!煙が出ないのはなぜ?

燻製チップが燃えない主な原因として

  • 湿気ったチップを使っている
  • チップの量が多い
  • 火力が弱い

が考えられます。ウッドはうまくいくのにチップを燻すと煙が出ない。わたし自身も初心者だったころなんでだろうと感じてました。

湿気ったチップを使っている

最初は使えたのに複数回使ってるうちに消えてしまう。この場合はチップに湿気が入りこんだか使用期限が過ぎてる可能性があります。

保管状況が悪かったり、使用期限がすぎて多く水分はチップに入ると火が付きにくくなりますよ。しばらくほったらかしにしておいたらカビが生えてたことがあったので気を付けたいですね。

チップの量が多い

チップの量は多すぎでも少なすぎてもうまく燃えません。適量でないと煙が多すぎたり煙が出なかったりそのときによってムラが出ます。もし心当たりがあればチップの量を疑ってみましょう!

初心者さんに一番多くある原因ですね!慣れればそうでもないのですが他人事ではなくさじ加減がとても難しかったです。

火力が弱い

これはスモーク方法によって若干違いがあるものの、チップに煙が出るまでは強火から中火にします。ガスコンロを使った場合ですが火がつくとだいたい3分ほどで安定しますが、ここで消えてるようなら火加減を見直してみましょう!

このようになかなか燃えない!煙が出ない!そういったときはチップを触ったり火種がどうなってるか確認することをおすすめします。

さて原因はわかったところで対処法も知りたいですね。

 

燻製チップが燃えないときの対処法

燻製チップが燃えないときは

  • チップを湿気らないように保存
  • チップの量を調整する

など対処の仕方があります。

チップを湿気らないように保存

チップに湿気をよばない方法としておにぎり用の海苔やお菓子などによく入ってる

  1. 食品用の乾燥剤(シリカゲル)を使う
  2. ジップロックなどの真空パックや密閉容器を使う
  3. 使い慣れるまでは使い切りの少量パックを使用する

などの対処をおすすめします。またこの2つをミックスして容器や真空パックに乾燥剤を入れるといった二刀流もより長持ちしますよ。

まだまだ及びませんが燻製上級者ともなれば茶筒を利用する方が多いようで、茶筒はご存知の通り風味を損なうことなくお茶っ葉がさらさらしてますよね。これをチップの保管用に利用しています。

また、注意点としてアロマや芳香剤など香りの強いものと合わせて保管してしてしまうとせっかくのチップの香りと混ざりあってしまうのでここは気をつけたいですね。

チップの量を調整する

最初はどうしても手こずってしまうのですがよく上級者の方がいうにはチップの量を燻製時間に合わせるとうまくいくようですよ。といっても初心者ではわかりにくいですね。

チップの量の目安としては熱燻の場合スモーカーのサイズや食材にもよりますが

  • 10分程度ならチップひと掴み(約10g)
  • 10分から30分程度チップ2掴み(約20g)

と覚えておくと扱いやすいですね。少しの食材でも燻すことができるのがチップのよさですが、もし熱量を上げても煙が出ないようならチップを少し減らしてみて様子を見てみましょう。目安は一掴みくらいですね。

さじ加減が難しいですが回数を重ねて少しづつ調整してくうちに適量がわかるようになりますよ。ではここで改めて火の付け方をおさらいしてみましょう。

燻製チップの火のつけ方を見直してみよう!

まだ初心者のころよく間違えていたのですが、火のつけ方は燻製の仕上がりに影響されるので気を付けたいですね。

燻製チップの熱源に使う道具

燻製チップはウッドのようにバーナーなど直接チップに火を入れない変わりに

  • ガス(カセット)コンロ
  • IHコンロ

などの道具が必要です。自宅で燻製を楽しむときはコンロの種類によってスモーカーの種類も合わせましょう!お鍋やフライパンと同じでガスコンロ用の鍋にIH用の鍋を使っても熱が伝わらないので確認してくださいね。

燻製チップの正しい火のつけ方は?

燻製器の火のつけ方ですが

  1. 燻製器にチップを少量入れる
  2. 強火から中火に(食材を乗せる)
  3. 煙が出たら弱火にしてフタをする

です。このときに弱火にしたときに火がしっかりついているか状態を見ましょう。たまにキャンプなど屋外で燻製すると強風いあおられて煙がでないこともありますが、じわじわと煙が出ていれば大丈夫ですよ。もし煙が出てないようなら熱量を挙げてみるなど調整してださいね。

また、燻製するときにポイントとして燻製器にアルミホイルを敷くとべたつかず片付けも楽なのでよければお試しください。

チップの継ぎ足しのタイミングは?

チップの継ぎ足しは少しづつが懸命です。燃え尽きないで!という気持ちが強くなってガバっとのせてしまったことがあるのですが、消えてしまってかえってわけが悪くなりました。

チップの量が多いほど火力も比例してたくさん必要になります。天ぷらを揚げるときと同じで温度調節も難しくなりますよ。

そろそろ黒く燃え尽きてきたかなぁと感じてたら

ふんわり包み込むようにやさしく一掴み

といった感じでチップを乗せてあげましょう。

燻製をはじめたころチップに直接火をつけてたのですが、仕上がりに苦みや渋みが出てしまい美味しくならなかったので、火のつけ方や継ぎ足しのタイミングには気を付けたほうがよさそうですね。

まとめ

  • チップの煙が出ないのは湿気ったものを使用、チップの量が多い、火力が弱いのいづれか
  • 対処法はチップを湿らさないように保管・チップの量を調整すること
  • チップの継ぎ足しはすこしづつ。一掴みを目安に微調整

湿ったチップをずっと使うより、香りも風味もよくなるのであっさり新しく買い替えてもよいですね。100円ショップにも少ない量でいろいろなチップがあるので楽しみの幅も広がりますよ。

 

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