農家の友人がトマトを栽培しています。
いつももらって、美味しくいただいていましたが、
昨年度から、自分の小さい畑で作ることに挑戦しています。
昨年は順調に育ち、
果実をつけるまで成長してくれました。
ある朝、畑の見回りに行ってみると、
まだ青いトマトにゴミがついています。
良く見ると、スリムな灰茶色の青虫?のような生物です。
さらに目をこらすと、大事なトマトに穴まで開けています。
見事な害虫です。
(本来なら、こんなトマトが採れたはず)
トマトに穴を開けた害虫の正体とは??
(少し小さいですが、ピーマンにもいました)
私は虫を手に持つのは平気なので、2~3匹つかまえて、
農家の友人宅に走りました。
友人は笑ながら、この害虫の名前を教えてくれました。
名前はヨトウムシです。
正式名は、ハスモンヨトウ。
無農薬栽培を目指して、土作りからはじめ、
害虫対策として、天井も周りも防虫ネットや寒冷紗を張ったのに。
原因も農家の友人が見つけてくれました。
育ったトマトの葉が防虫ネットに触れ、
ネットの網目のすきまからヨトウムシの成虫が卵を産んだのです。
この時期は、葉の裏や茎の部分を良く見回ると発見できる。
農家の友人は、助言してくれました(遅いけど)。
怒りよりも、ヨトウムシも子孫を増やすのに必死なんだと、
感心する始末。
無農薬栽培は大変なんだよと、友人が笑ながら言いました。
トマトの害虫に、穴を果実に開けられた時の結末。
(ガ達も生きるのに懸命なのです)
農家の友人が、これからの対策を指示してくれました。
ヨトウムシを徹底的に取り去る事。
トマト一本一本、葉の裏や茎をていねいにチェックし、
ヨトウムシの成虫・幼虫・卵を見つけ、手で取り去るのです。
穴を開けられたトマトは、すべて廃棄します。
身の中にヨトウムシがいる可能性がありますので、
友人宅の高温炉で燃やしてもらうことにしました。
一つずつトマトを割って、ヨトウムシを探すのも大変です。
そして、すぐにBT水和剤(農薬)を友人にもらい、
葉の裏や茎、そしてトマトの生えぎわの土にも散布しました。
土の中にも、ヨトウムシが生息している場合あるそうです。
昨年度は少量の収穫で、無農薬栽培といえませんでした。
トマトの害虫対策! 今年のトマトは害虫に穴を開けられないぞ
(こんな感じのトマトを収穫したいのですが)
失敗は成功の基といいます。
本年度もトマトに挑戦です。
昨年度の失敗の原因は、すべてクリアさています。
ネットに葉を触れさせません(笑)。
トマト畑の見回りも強化し、チェックもおこたりません。
BT水和剤の代わりに、木酢液を使います。
最近、私の周りで炭を作る人が多くなり、
その人達から入手しました。
物産館や道の駅でも、簡単に手に入ります。
自然由来のものですので、農薬とは違います。
噴霧器も手に入れ、昨年度越えを目指します。
何かあれば、農家の友人に聞くとしましょう。
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