五月五日といえば、端午の節句です。子どもの日でもあります。そんな五月に食べるのが、柏餅です。
柏餅は、こしあん、つぶあん、そしてみそあんというものがあります。
中部地方より西では、味噌を使ったみそあんを食べることはほとんど稀です。
今回は、そんな柏餅だけでなく桜餅やおはぎの販売時期はいつなの?と気になっている方もいるかと思います。
ですので、この記事では柏餅、桜餅、おはぎの販売時期をご紹介します。併せて、なぜ柏餅は葉っぱで包まれているのかという問いに対してもお答えしたいと思います。
柏餅、桜餅、おはぎのそれぞれの販売時期はいつ?全部異なるの?
柏餅、桜餅、おはぎは、それぞれどんな時期に食べられるのでしょうか。
全て同じ時期なの?
それともバラバラなの?
と気になっている方もいると思います。
では、どんな時期にこれらのお餅を食べるのでしょうか。
まず、柏餅は4月の後半から5月にかけて販売されます。男児の健康的な成長を祈るために、食べられたそうです。
一説によれば、江戸時代の中期あたりから、子孫繁栄のために食されてきた食べ物とされています。
そして、桜餅は、3月の下旬から4月がメインの時期となっています。
少し早いひな祭りの時期にも見かけますが、ひな祭りと桜餅は実は由来や縁があることではなく、桃色で可愛らしいことから供えられることがあるようです。なかなか知らないことも多いですよね。
おはぎは、春分と秋分の前後3日ほどを含む7日間のお彼岸の季節に食べられるそうです。2018年度の春の彼岸入りは、3月18日だったようです。
なぜ柏餅は葉っぱで包まれているの?理由が知りたい!
柏餅は葉っぱで包まれていることは皆さんご存知だと思います。
柏の葉っぱなのかな?
と思う方もおられると思いますが、実は柏餅に使われる葉っぱは、槲(かしわ)と言い、ブナ科の植物なのです。
柏の方はヒノキ科なので、実はカシワ違いなのです。なかなか知らない情報ですよね。
柏餅はなぜ葉っぱで包まれているのかというと、いくつかの理由があります。
まず、柏餅の葉っぱは香りをつけるために葉っぱで包まれているようです。
ちまきなども笹でくるんであるので、なんとなく葉っぱの匂いがするのと同じです。
では、柏餅はなぜ葉っぱで包まれているのかというもっと深い理由を探って見ましょう。
時は江戸時代、柏餅に使うサルトリイバラの葉は一般的なものでした。しかし、江戸のような都会ではサルトリイバラが入手困難だったのです。
そこで使われたのが、今の柏餅に使われているカシワの葉っぱということでした。
風味などはサルトリイバラの方が断然優れていたようですが、カシワには、「新芽が育つまで古い葉っぱが落ちない=子孫繁栄を祈るもの」として売り出したようです。つまり、商人が柏餅を売るために良い縁起物として広めたのが、柏餅の葉っぱなのですね。
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