八十八夜はいつから数えるのか?なぜお茶を飲むと良いの?その意味とは?

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幼い頃から耳馴染みのある「夏も近づく八十八夜~」の歌いだしの『茶摘み』は日本人に親しまれ続ける唱歌ですよね。

 

穏やかな茶畑が連想され、日本の古き良き時代から愛されるお茶のいい香りを思い起こさせてくれます。

 

さて、夏も近づく?それっていつのこと?その疑問にお答えします。また、秘められたお茶のパワーとは?!今日からあなたもお茶派になるかもしれませんね。

 

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八十八夜はいつから数えるのか?

八十八夜という言葉、日常生活ではまず使いませんよね。ある時期が来ると、ニュースなどで使われることがありますが、深く考えることなく聞き流してしまっているものです。

 

八十八夜は、立春から数えます。立春を第1日目とし、88日目を指します。平年だと5月2日にあたります。

 

八十八夜になぜお茶を飲むと良いのか?

実際の八十八夜のお茶は、まだお茶の木に小さな芽が出てきた程度。いわばお茶の赤ちゃん状態です。

 

しかし、八十八夜の日に摘んだお茶を飲むと病気(中気)にならないといわれているため、縁起ものとして八十八夜のお茶を飲む風習があるのです。

 

新茶が好まれるのは、新しい季節のエネルギーに満ちているから!一年間の無病息災を新茶に込めているのです。

 

現代では、お茶に含まれるカテキンが風邪予防に役立つと言われているため、全国の小中学校ではお茶持参を推奨しているところもあるほど。実際、お茶を良く飲む人と全く飲まない人と比べると、良く飲む人の方が風邪をひきにくいということは実証されています。

 

古くから日本人に親しまれているお茶ですが、その効能があるために日常飲むようになったのでしょうね。

 

また、発がん抑制虫歯予防にも効果があるとされているので、年齢を問わずお茶に親しむ生活が健康促進となるようです。

 

お茶をあまり飲まない人でも、「抹茶塩」は馴染みがあるのではないでしょうか。抹茶塩は抹茶1:塩1の割合で家庭でも簡単に作れるスパイスです。

 

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八十八夜 農家の目安として重要なのか?

作物の栽培に霜は大敵!八十八夜まで遅霜の危険性があるのですが、稀に八十八夜を過ぎても遅霜被害を被る年もあり、霜対策としての節目が八十八夜なのです。

 

天候被害は人間の手に負えないことも多いですよね。油断することなく霜に気をつけるために八十八夜は目安とされているのです。

 

あくまでも目安は目安。農家の仕事は気候に左右されるので、気を抜かないようにという戒めも含まれているわけですね。

 

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八十八夜はいつから数えるのか?なぜお茶を飲むと良いの?その意味とは? まとめ

「お茶」がどれだけ身近で健康的な飲み物かお解りいただけたでしょうか。八十八夜のまだ若いお茶は、数も少なく貴重なお茶でもあります。縁起のよいこのお茶を飲んでみたいですよね。

 

縁起担ぎがあまり好きではない・・・という人も、その先にある「健康」を思えばお茶に対するイメージは変わってきませんか?

 

スーパーでもコンビニでも、日本中どこへ行ってもすぐにお茶は手に入りますが、たまにはゆっくりと急須で淹れたお茶で一息ついてみましょう。なんとなく、『日本人の心』が感じられるのではないでしょうか。

 

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