キャッサバの苦味種には毒が含まれているのでそのまま食べることは出来ません。食べる前にキャッサバの皮を丁寧に剥き、2時間茹でてお湯を変えてまだ2時間茹でます。さらに16時間以上水につけておきましょう!
キャッサバとは?
キャッサバとは?
キャッサバとは芋の一種で最近ではタピオカの原料として有名になりました。キャッサバの原産地は南米で熱帯雨林気候の地域で多く栽培されています。厳しい環境でも比較的育てやすいのも特徴の1つです。形はサツマイモに似ていますが表面は木の幹のように固い皮に覆われています。
キャッサバには苦味種と甘味種があり、苦味種は主にデンプンへの加工用として用いられ、甘味種が野菜として食べられています。
キャッサバの栄養素は?
キャッサバの栄養素を紹介します。
①ビタミンC
②葉酸
③カルシウム
④カリウム
キャッサバに含まれているビタミンCはでんぷんに守られているので加熱しても壊れにくいのが特徴です。そのためビタミンCをたくさん摂取することができ、肌の調子が良くなったり、疲労回復効果を期待することが出来ます。
キャッサバの毒性とは?
キャッサバの毒性とは?
キャッサバには青酸配糖体という化合物が含まれています。先ほど紹介した苦味種にはこの青酸配糖体が多く含まれているのでそのまま食べることは出来ません。しかし甘味種は毒抜きなどをすることなく食べることが出来ます。
キャッサバの根に毒があるの?
キャッサバの毒は根ではなく皮に含まれる毒の90%が集中しています。
キャッサバの毒を摂取したらどう対処したら良いの?
毒抜きがしっかり出来ていないキャッサバを食べてしまうと嘔吐やめまい、頭痛、けいれん、呼吸困難などの症状が出ることがあります。最悪の場合亡くなってしまうこともあるので注意が必要です。症状が出てしまった場合はすぐに病院へ行くようにしましょう!対応が遅くなってしまと症状がどんどん悪化してしまいます。
キャッサバの毒抜きをするにはどうしたら良いのか?
キャッサバの毒抜き:皮を剥けば良い?
まずは皮を丁寧に剥いていきます。皮にはたくさんの毒が含まれているので剥き残しがないように注意しましょう!皮を剥いたからといってまだ食べることは出来ません。
キャッサバの毒抜き:茹でたら良いの?
皮むきが終わったキャッサバを次は茹でていきます。茹でる時間は2時間でさらに茹でるお湯を変えて2時間茹でます。合計4時間茹でましょう!しかしまだ食べることは出来ません。
キャッサバの毒抜き:水につけたら良いの?
茹で終わったキャッサバを水に16時間以上つけておきます。ここまでくるとキャッサバに含まれる毒の84%を取り除くことが出来ます。この程度であれば食べても大丈夫だと言われています。
キャッサバの食べ方は?
キャッサバの食べ方はタピオカだけでなく、キャッサバの根を乾かしてキャッサバ粉を作りその粉でパンケーキやクッキー、パン、ケーキなどを作ることが出来ます。
ャッサバの毒性とは?毒抜きするにはどうしたら良いのか? まとめ
キャッサバには以下のようにたくさんの栄養が含まれています。
①ビタミンC
②葉酸
③カルシウム
④カリウム
しかしこの栄養だけでなくキャッサバの苦味種には青酸配糖体という毒素も含まれています。この毒性は皮に90%も含まれいます。
毒抜きの仕方は以下の通りです。
①きれいに皮を剥く
②2時間茹で、お湯を変えて2時間茹でる
③16時間以上水につける
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