メダカはペットとして人気がたかいですよね。メダカを飼うと「増やしたい」衝動に駆られませんか?となると、稚魚の育て方を知っておかなければいけませんね。餌についてのあれこれをまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
メダカの稚魚のヨークサックとは?
ヨークサックはメダカの稚魚が持つ特性のひとつ。メダカの稚魚は、体内にヨークサック(ヨーサックとも呼ばれる)という栄養を蓄えた袋をもって生まれてきます。生後2日ほどは、このヨーサックの栄養で過ごすのです。
つまり、ご飯持参で生まれてくるわけです。賢い性質を持っていますよね。
生まれたてのメダカは半透明なので、ヨークサックは目で見てわかります。お腹のところに丸く膨らんでいる部分にヨークサックがあるので観察してみましょう。
メダカの稚魚が動かない原因とは?
ヨークサックから栄養を摂っている間、稚魚は動きません。ヨークサックは2日もすると栄養も無くなり次第に小さくなってくるので、稚魚が動き出すのはそこからです。
動かないと心配になりますが、じゅうぶんに栄養が足りている証拠でもありますので心配はいりません。
メダカの稚魚には餌はいつからあげたら良いのか?
生後2日ほど経つとヨークサックが小さくなる=栄養が不足になってくる、これを考えても、生後2日ほど経ったら粉餌を少量だけ与えてあげましょう。
但し、即喰いつきが良いというわけではないかもしれません。この時点であまり食べてくれなくても心配しなくて大丈夫。食べてくれなかった場合、餌を放置すると水質が悪化するのですぐに取り除くようにします。
メダカの稚魚は、栄養不足になると死に直結します。そのため、こまめに餌やりで様子をみてあげなければいけません。1日数回、満腹になるまで食べさせてあげて成長を見守りましょう。
4.5mmほどで生まれた稚魚も、2~3か月もすれば30mm~40mmの立派な成魚になります。この期間、餌やりと食べ残しの除去を怠らないように育ててあげましょう。
メダカの呼び名の変化
メダカの呼び名は数段階に変化するのをご存じでしょうか。仔魚⇒稚魚⇒幼魚⇒若魚⇒成魚⇒老魚となります。
今回の記事は、わかりやすく仔魚の状態のときもまとめて稚魚としてお話してきました。稚魚でいる期間は短いので、じゅうぶんに可愛がってあげてくださいね。
メダカの稚魚のヨークサックとは?動かない原因や餌はいつからあげたら良いのか? まとめ
メダカの稚魚が持つヨークサックの特徴はお分かり頂けましたか?生き抜くための自然の力とはすごいものですよね。自然界でいかに稚魚が生き抜くことが難しいのか、ヨークサックからも読み取ることができるでしょう。
ヨークサックの残り栄養分と餌を与えるタイミングさえ見誤らなければ、メダカの稚魚飼育は難しくありません。与えすぎかな?と思っても、まずは稚魚をお腹いっぱいにさせてあげることが大事です。稚魚のうちは1日数回の餌やりが必要になりますが、かわいいペットのためにも頑張ってほしいですね。
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