ベーコンは牛なのか豚肉なのか?それとも鶏肉?一体何の肉でできてるのでしょう?身近な食べ物なのに案外知らないですよね。わたし子供に聞かれても即答できませんでした。
今回はベーコンは何肉なのか。そして牛ベーコンが極端に少ない理由や自家製ベーコンの作り方も調べてみました。
ベーコンは何の肉?
ベーコンは豚肉から作られています。そのほとんどが豚の一番やわらかくて脂肪多いバラ肉を使っていますが、背中や肩肉も使ったベーコンもあります。
バラ肉の部位を用いたものを特に「ベーコン」、ほかロース肉で作った「ロースベーコン」、肩肉で作った「ショルダーベーコン」、および「ミドルベーコン」「サイドベーコン」
参考:Wikipedia
部位の場所でそれぞれ名前も違うベーコンですが、そのベーコンにはたんぱく質やビタミンB1・B2、脂質など手軽にたくさん栄養が取れてる上に、脂が乗ってとってもジューシー。
目玉焼きやカリカリにしてサラダのトッピングにするのですが塩っとしてとても美味しいですし、ラーメンにチャーシュー変わりに入れてみたらこれがとても柔らかくてまた違った味わいを楽しめました。
そんなベーコンですが体温を上げるB1が豊富なので、まだ眠いなーと感じる朝食に食べると体の熱量が上がり1日をパワフルに過ごすことができます。
ではそのベーコンはどうやって作られているのでしょう?
ベーコンはどうやって作られてるの?
昔から保存食として扱われてたベーコン。その製造方法ですが
市販のベーコンは②の塩せきの工程で色味をよく日持ちさをさせるために防腐剤や発色剤など添加物を使用しています。
でも、牛のベーコンは見たことがないんですよね。なぜなのでしょう?
牛肉がベーコンにならないのはなぜ?
牛肉がベーコンにならないのは牛の肉質で硬くなるからです。
で成り立ってます。そして牛肉のタンパク質は紐状になっていて50℃を超すとどんどん縮む上に水分が絞り出され肉汁も加熱で蒸発して最後にはパサついて固くなります。
たまにですが夕飯に肉豆腐をするんですけど豚肉のつもりで牛こま肉を早くからいれてたんですが、仕上がりはいつもお肉が固くなってパサパサ。わかってからは最後に入れるように変えました。
つまり豚肉に比べ、柔らかい部位の牛肉は短時間の高温調理には向いてるけれどじっくりと高温加熱する燻製には不向きなのでベーコンにしづらいということですね。
ですが、牛ベーコンはないわけではありません。
実は市販の和牛ベーコンもある
日本でいち早く和牛ベーコンを作ったお店。鳥取県の和牛専門店「あかまる牛肉店」が有名です。
こちらのお店では「三角バラ」という焼肉屋さんでは特上カルビ級の霜降りの柔らかい部位を使ったこだわりの高級ベーコンです。低温でじっくりと加熱して作っています。
食感はそのまま食べると口の中でとろけてしまうほどさらっとしているし、さっと表面をさっと炙ると脂がじゅわっと広がって上品で香り豊かな味わいを楽しめます。
ネットでも数は少ないもののふるさと納税やお取り寄せで購入できますよ。
意外と簡単!牛肉ベーコンを作ってみよう
キャンプやおうち時間が長くなってお家で自家製ベーコンで作る人も増えてきました。本格的に作ろうと思うと時間も手間もかかりますが、ちょっとお手軽に楽しみたくないですか?
お手軽牛ベーコンレシピ
あえて揃えるのはスモークチップくらいです。作り方は
シンプルですが香り高くて芳醇なスモークビーフができます。また燻製は香りが大事なのでスモークチップをいつくかブレンドしてもいろいろ香りが楽しめますよ。


まとめ
- ベーコンは豚肉の一番やわらかいバラ肉を使っている
- ベーコンの「塩漬け・塩抜き・乾燥・燻製・寝かせ」でできている
- 牛肉ベーコンがないのは牛肉そのものも肉質で固くなるからベーコンに不向き
- 市販されてる和牛ベーコンもお取り寄せやふるさと納税で購入可能
- 意外と簡単!手間いらず!和牛ベーコンは自宅で作れる
難しそうだと感じてたベーコンもお家で作れたらすごいですね。家族にも友達にも一目置かれますし、お酒がいっそう美味しくなりますよ。
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