夏野菜の仲間で、キュウリにも似た見た目のズッキーニ。
豊富な栄養を持つ使い勝手の良い野菜ですが、食べすぎるとどのような事態に繋がるのでしょうか。
ズッキーニのおすすめの食べ方についてもご紹介します。
ズッキーニの食べ過ぎ注意!食べ過ぎるとどうなるのか?
夏野菜といえば、トマトやナス、ピーマンやトウモロコシと様々なものを思い浮かべられますよね。これに加えて、キュウリによく似た姿を持つズッキーニも夏野菜の一つとして様々な料理に使われます。
このズッキーニですが、食べすぎると一体どのような事態が引き起こされるのでしょう。実はズッキーニは、通常のものであれば大量に摂取しても、そこまで危険なものではありません。しかし、極端に強い苦みや渋みのあるものを食べてしまうと「食中毒」になってしまう可能性があるのです!
これはズッキーニが持つ「ククルビタシン」という成分が影響しており、危険値のものは切り口を舐めただけでも、まるで薬品のような危険な苦味を感じてしまうのです。通常のズッキーニをたくさん食べてもそれほど大事にはなりませんが、こういった危険な成分のものを口にしてしまうと、激しい食中毒に襲われてしまうかもしれません。
ズッキーニを食べるなら生食、茹でる、揚げるどれが良い?
ズッキーニは日本で流通しだしてからまだ歴史は浅いため、正しい食べ方をご存知の方も少ないかもしれません。野菜といえば生、茹でて、揚げて、と様々な調理法が考えられますが、ズッキーニに適した食べ方とはどんなものがあるのでしょう。
実はズッキーニは非常に万能で、あらゆる調理法に適した使い勝手の良い野菜なんです。茹でて煮物として使うのはもちろん、油と非常に相性が良いため揚げ物にも向いています。特にフランスの定番煮込み料理「ラタトゥイユ」は日本でも人気かつ簡単に作れるということで、ズッキーニを大いに役立てることができますよ。
また、本来ズッキーニは生食用の野菜ではないのですが、かといって生として食べても問題はありません。海外では生で使う場合も多いようで、サラダなどに利用することもできます。とはいえ、やはり炒め物や煮物との相性の良い野菜ですので、そちらに活用するのが適任かもしれません。
ズッキーニの皮は食べれるの?
ズッキーニは同じ夏野菜のキュウリに非常に似た外見をしていることから、慣れていない方からすると皮をむいて使うように思えるかもしれませんね。しかしながら、実はズッキーニは皮もそのまま食べることができます。
このため、とにかくズッキーニはどんな料理に対しても「手早く利用することができる」というのが一つの優れた点です。皮をむかず、洗ってそのままざく切りや輪切りにすることで、即座に煮物などに加えることができます。
とはいえ、前述しました食中毒の件は非常に怖い点でもあるので、ポイントとしては利用する前に、ヘタを切ってそこを舐めてみるようにしましょう。こうすることで苦味の強いものかどうかを確認し、安心して料理に利用することができますよ。
ズッキーニの食べ過ぎ注意! ズッキーニを食べ過ぎるとどうなるのか? まとめ
生で、煮物で、揚げ物で、炒め物でと、ズッキーニはあらゆる場面で利用できる便利な野菜です。
栄養素も豊富で健康に、美容にも良いことからついつい食べ過ぎてしまいそうですが、カロリーや糖質も低いことから、安心して活用できるのも嬉しい点です。
ですが、注意を怠ると食中毒に繋がる可能性もあるので、かならずズッキーニの苦味をチェックして、危険を未然に防ぐようにしましょう。
最近では和食にも活用されることが多い食材ですので、ぜひご家庭の食卓に、ズッキーニを取り入れてみてはいかがでしょう。
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