ズッキーニの実がならない。。実がついた!と喜んでいたら途中で溶けてなくなってしまいました。なぜなのかさっぱりわからなかったのでその原因を調べてみると意外なことを発見!今回は原因や対策についてお話します。
ズッキーニの実が大きくならない原因は?
ズッキーニの実が大きくならない主な原因は授粉がきちんとできてないことですね。株数が少ない場合や一株だけの場合もですが受粉がうまくできてないと先細りした実になってしまいます。また他の原因として連作障害や育成温度のうまくいっていないなどの原因も考えられますよ。
連作障害とは?
連作障害とは同じ作物を同じ場所で繰り返し作っていると土壌の成分バランス崩れて育成不良になります。収穫量が昨年に比べて少ない、葉に斑点が出る、急に枯れたなどが思い当たることがあれば疑ってみましょう!
ズッキーニは連作障害ができにくい野菜ですができれば1年以上栽培してない土壌を選ぶとよいですね。
ズッキーニの実をつけるための対処法は?
ズッキーニの実をつける対処法として
- 人工授粉をする
- 整枝で管理
- 生育適温を確認
があります。一つ一つ見ていきましょうね。
人工授粉をする
雄花と雌花は同時に咲くことはほぼないため、ある程度成長すると先端から腐り始めてしまうため
- 腐る前に摘んで置く
- かぼちゃの花を受粉する
とよいでしょう。例えば雌花だけが咲いてる場合、とりあえず保存しておけばあとで雄花が咲いたとき受粉できます。
また、ズッキーニはウリ科かぼちゃ属なのでかぼちゃの花を人工授粉してもよいですね。
整枝で管理
整枝(せいし)とはズッキーニの実の下の葉を処理したり、支柱などでぐらつく株元を支えることなのですが、不要な枝を切り取ることで風通しも日当たりもよくなりますよ。収穫したズッキーニより下に生えてる葉はハサミで切り取ってあげるとよいですね。
生育適温を確認
ズッキーニの育成適温は18~23℃くらいです。比較的育てやすい野菜なのですが高温多湿は嫌います。梅雨時のような長雨や30℃超が連日続くような時期に実が腐り出したのであれば疑ってみるとよいですね。
- 枝や葉を剪定し風通しをよくする
- 水はけをよくする
などで過ごしやすい環境を整えてみましょう。また乾燥も苦手なので根元にわらを敷してあげるとよいですね。場所をとらない立体栽培もおすすめですよ。


まとめ
- ズッキーニが実をつけないのはきちんと受粉ができてないから
- 収量が少ないときは土壌を疑ってみる!1年以上あけた土壌を使ってみよう
- 先に咲いた花やかぼちゃの花で人工授粉してあげよう
比較的育てやすいズッキーニの環境を整えてたくさん実をつけてほしいですね。
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