シャクナゲはツツジ科の植物です。寿命は鉢植えの場合10~15年で、地植えで20~25年です。
育て方によっても寿命は大きく変わってきます。
シャクナゲとツツジは似ていますが開花する時期と葉っぱの形をみれば簡単に見分けることが出来ます。
シャクナゲは何科?
シャクナゲはツツジ科です。確かに花の形がツツジと似ていますね。
ツツジとシャクナゲの違いとは?
ツツジとシャクナゲの違いを紹介します。ツツジもシャクナゲもツツジ科です。
①ツツジ
開花時期は3月~5月です。葉や幹に照りがなく細かい毛がはえています。葉や枝に粘り気があり花は1つぼみに3輪が基本です。
②シャクナゲ
開花時期は4月~6月です。葉の表面に照りがあり丸みをおびていて、細長い形をしており裏に薄い毛がはえています。花は5~10輪以上が車状に咲きます。
この2つを見分けるには葉っぱと花の咲き方を見れば分かります。
シャクナゲはアザレアと似ているのか?区別の方法とは?
シャクナゲとアザレアはとても似ています。葉っぱを見ると区別することが出来ます。シャクナゲはとても長細い形をしていますが、アザレアの葉っぱはシャクナゲに比べると半分くらいの長さです。
「しゃくなげ」と「しゃくやく」の花の特徴の違いとは?
① しゃくなげ
ツツジ科で開花時期は4月~6月です。花が5~10輪以上くっついて咲く特徴があります。いくつかの花が集まって大きな1つの花に見えます。
②しゃくやく
ボタン科で開花時期は5月~6月です。花はぼたんに似ているので花びらがひらいています。花は1つ1つが離れて咲きます。
シャクナゲは寿命は長い?
シャクナゲの平均的は寿命は鉢植えの場合10~15年で、地植えで20~25年です。育て方によっても大きく変わってきます。芽摘みを行わないでたくさん花を咲かせてしまうと、たくさんのエネルギーを使うので寿命は短くなります。
シャクナゲは滋賀県の花なのか?
シャクナゲは滋賀県の花なのか?
滋賀県の県花はシャクナゲです。滋賀県にはシャクナゲを見ることが出来る観光名所もあります。その観光名所の1つが「日野町鎌掛しゃくなげ渓谷」です。シャクナゲは標高800m~1000mあたりに咲きますがここでは標高350m前後の低い土地に咲いているのでとても珍しいと言われています。
滋賀県には他にもシャクナゲを見ることが出来る場所がいくつかあるので、訪れる際は開花状況を調べて是非行ってみて下さい!
シャクナゲは滋賀県だけに野生で生えているのか?
シャクナゲは滋賀県でも野生で生えていますが、他の県でも野生のシャクナゲを見ることが出来ます。シャクナゲを見ることが出来る県は三重県、奈良県、京都府などがあります。
シャクナゲは何科の植物?寿命は長い?ツツジとの見分け方は? まとめ
シャクナゲはツツジ科です。
シャクナゲとツツジ、アザレアは似ていますが見分ける方法は開花する時期と葉っぱの形です。
シャクナゲの平均的は寿命は鉢植えの場合10~15年で、地植えで20~25年です。
滋賀県の県花に指定されており、滋賀県にはたくさんのシャクナゲを見ることが出来る観光名所もあります。野生のシャクナゲを見ることが出来るのは滋賀県だけではありません。
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