エビを犬や猫に食べさせることは出来ます。しかし食べさせるときはしっかり加熱し、たくさんの量を与えるのはやめましょう。そして殻や頭、尻尾は必ず取り除き食べやすいようにしてから与えましょう!
加熱されていないエビを食べさせてしまうと犬、猫どちらも嘔吐や下痢、神経症状などが出る可能性があるので注意しましょう!犬や猫が勝手に食べてしまうこともあるので、生のエビを食べているときは扱いに気を付けましょう!
エビせんなどのお菓子を食べさせることも出来ますが、人の食べるお菓子は塩分が多いので食べさせ過ぎには注意が必要です。
エビは犬にあげても大丈夫?
エビを犬に食べても大丈夫?正しい与え方と注意点とは?
加熱してあるエビであれば犬が食べても問題ありません!エビに火を通す方法はいろいろありますが基本的にどの方法でも大丈夫ですが、しっかり中まで火が通っているか確認する必要があります。食べさせる前には1度エビを切って断面を確認することをおすすめします。
食べさせる量にも注意が必要です!毎日のように食べさせてしまうと胃や腸に負担をかけることになります。犬は犬種によって大きさも全然違うので犬の大きさに合った量に調節しましょう!エビはいい匂いもするので多くの犬が欲しがると思います。あげたくなってしまう気持ちもわかりますが…エビを食べてはいけない訳ではないですが食べないといけない訳でもないことを理解しておきましょう!
特にエビの頭やしっぽの部分は消化しにくいので取り除いてから食べさせます。この部分は身の部分に比べると硬いのでしっかり噛むことなく飲み込んでしまう口の中や食道を傷つけてしまう可能性があります。1度傷が出来てしまうと食べるときに毎回痛い思いをするのは犬なので飼い主がしっかりと管理してあげましょう!
犬がエビを生で食べた時に起こる症状とは?
犬に生のエビを与えるのは絶対にやめましょう!生のエビを食べてしまった場合に考えられる症状を紹介します。室内で犬を飼っている場合は食事のときに食べられないように注意しましょう!
①下痢
②嘔吐
③けいれん
④食欲低下
生のエビを食べてしまったところを目撃した場合はけいれんなどを起こす前に病院へ連れていくのも良いでしょう!様子を見ていてけいれんが始まってしまったらどうししたらよいか分からずおどおどしてしまうと思います。そのような状況を防ぐために早めの行動をおすすめします。もし病院以外でけいれんを起こした場合はおさまるまで様子をみて、その後すぐに病院へ連れていきましょう。
下痢や嘔吐は体の小さい小型犬の場合、生のエビを1本食べただけでもおこる可能性があります。1日や2日でおさまるようであれば問題ありませんが、下痢や嘔吐が続くようであれば病院へいきましょう。
元気がなくなり食欲もなくなることもあります。下痢や嘔吐を繰り返しているときに水分がしっかりとれていないと脱水症状になってしまうので、水分がとれているか確認するようにしましょう!水分が取れていない場合は病院へ連れていきましょう!
犬にエビせんなどのエビのお菓子は大丈夫なのか?
エビが入っているお菓子もたくさんでなければ食べさせても問題ありません。お菓子なので火の通りを気にする必要がないぶん気軽に与えることが出来ると思います。しかしこれもたくさん食べさせてしまうと下痢や嘔吐に繋がってしまうことがあります。いきなりたくさんの量を食べさせるのはやめておきましょう!
犬によっては少量でも先ほど紹介した症状が出る場合がまれにあります。食べさせたあとの様子を観察することを忘れないようにしましょう。
エビは猫にあげても大丈夫?
エビを猫に食べても大丈夫?正しい与え方と注意点とは?
加熱してあるエビであれば猫に食べさせても問題ありません。しかし大量に食べてしまうと消化不良を起こしてしまう可能性があります。猫の中にはエビにアレルギーをもっていることがあり、その場合重症な症状が出ることが考えられます。はじめて食べさせる時は少量にしておき様子を見ましょう!毎日食べさせるのではなく、たまになら大丈夫という認識でいて下さい!
犬と同じようにエビの頭や殻、尻尾は必ず取り除き、食べやすい状態のエビを与えましょう。とても消化しにくいので胃や腸に負担がかかってしまいます。
猫がエビを生で食べた時に起こる症状とは?
猫にとってビタミンB1はとても重要な栄養素でです。ビタミンB1は猫の体内で糖を代謝しエネルギーに変えたりサポートをしたり、筋肉や心臓の機能を正常に保つ大切な役割があります。しかしエビを食べてしまうとエビに含まれるチアミナーゼと呼ばれる成分が猫の体内にあるビタミンB1を壊してしまいます。
ビタミンB1がどんどん少なくなっていくと栄養のバランスが崩れてしまいいろいろな症状を引き起こす原因になります。このような状態が長く続いてしまうと最悪の場合死に至る可能性があるので注意しましょう!
猫がエビを生で食べた時に起こる症状は以下の通りです。
①下痢
②嘔吐
③神経症状
加熱することでエビに含まれるチアミナーゼを破壊することが出来ます。必ず加熱したエビを食べさせるようにしましょう!
猫にエビせんなどのエビのお菓子は大丈夫なのか?
エビせんなどのお菓子も食べさせることが出来ます。しかしエビせんなどは人が食べて美味しいと感じられるようにかなりの塩分が含まれています。それを食べてしまうと塩分の取りすぎになってしまいます。なのであまりおすすめは出来ません!味が濃いお菓子は注意しましょう!
猫は人と比べると体もかなり小さいので…ちょっとの量にしたつもりでも頻繁に食べさせることで塩分の取りすぎで最悪の場合、病気になってしまう可能性があります。人も塩分を取りすぎてしまうと生活習慣病になってしまいます。猫も同じで病気になってしまうことがあるので、飼い主がしっかり管理しましょう!
エビは犬や猫などペットにあげても大丈夫なの?注意することはあるのか?
まとめ
犬や猫にエビを食べさせることは出来ます。食べさせるときの注意点は以下の通りです。
①加熱したものを食べさせる
②エビの頭やしっぽ、殻は消化しにくので取り除いてから食べさせる
③胃や腸に負担をかけるので毎日のように食べさせない
生のエビを食べてしまった場合に出る可能性がある症状は以下の通りです。
犬の場合
①下痢
②嘔吐
③けいれん
④食欲低下
猫の場合
①下痢
②嘔吐
③神経症状
特に神経症状は怖いので、たくさん食べてしまった場合は症状が出なくても病院へ連れていくのもおすすめです。
エビせんなどのお菓子も食べさせることは出来ますが、食べさせる量には注意しましょう!
犬や猫はエビを食べることは出来ますが食べないといけない訳ではありません。エビを食べなくてもドックフードやキャットフードから栄養を取ることは出来ます。
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